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コゼットの肖像

□News

  • [サ] コゼットの肖像 レビュー新設 2005.4.28 up.
    主人公・倉橋だけに見える、ヴェネツィアグラスに住む美しい少女コゼット。 夢か現世かも判然としないまま彼女に恋心すら抱く倉橋だったが、それは"呪われし器物"を祓うための 愛の罠だった…。
  • □作品レビュー

    主人公・倉橋だけに見える、ヴェネツィアグラスに住む美しい少女コゼット。 夢か現世かも判然としないまま彼女に恋心すら抱く倉橋だったが、それは"呪われし器物"を祓うための 愛の罠だった…。

    愛らしく、あどけない少女の微笑が小悪魔的なそれに変じても、いやむしろそれゆえに倉橋の心を捉えてやまない… そんなコゼットの魅力を存分に堪能できます。これだけでこの作品のコンセプトは達成していると言えましょう。 また、ゴシックロリータをテーマにしたというその蠱惑的な外見はもちろん、本作品のためのオーディションで選ばれた 井上麻里奈の声が実にはまっています。拙い部分もありますが却ってそこがキャラに合っていたり、 かと思えば艶然とした表情で繰り出す台詞にどきりとさせられたり。個人的には、デビューしたての頃の白鳥由里を思い出しました。

    演出は、途中危うく「The SoulTaker〜魂狩〜」や「月詠 -MOON PHASE-」に見られた新房監督の悪い癖 が出てくるところでしたが、納得できる範囲。倉橋のまわりに出てくる現世の女の子たちも、 あんなに何人も必要ではないと思うのですが、ご愛嬌といったところか。 能登さんが出てくるところはファンとしてはちょっとうれしかったりもしますが。

    また、梶浦由記の音楽は、この不条理世界の雰囲気を醸し出していてよいです。 彼女の曲は基本的にはよい曲であるものの作品によってはテイストが強すぎ、劇伴としてはそぐわないものもありますが、 この「コゼットの肖像」においてはセーブするところはセーブし、うまくまとめています。

    耽美的で退廃的で、愛らしくも妖艶。頬に手をつき、横を向いたコゼットの表情は見えない ―― EDのイラストは、 とても象徴的であるように思えるのです。「月詠」の葉月を見て小悪魔度が物足りないな、と感じた諸兄には ぜひともお勧めしたいところ。

     

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    オリジナルサウンドトラック


    (C)カズくん