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2006年 第3四半期アニメ通信簿

2006年 第3四半期に放送が終了したアニメについて評価しています。評価は10段階で、まったくもって私の主観によるものです。

シムーン
評価 10/10 [各話レビュー]
女の子ばかりの世界という思い切った設定をぶち上げ、必然として景色を百合色に染め上げました。 ゆえに視聴者を選ぶ作品になったと思いますが、キャラクターの心理描写が巧みで素晴らしく、また「リ・マージョン」を始めとする造語の美しさも雰囲気を盛り上げていました。 世界観を表現するという点では、無二の作品と言えるかもしれません。
うたわれるもの
評価 9/10
まさしく大河ドラマ。多くのキャラクターを破綻なく最後まで持っていった展開は見事で、とても2クール作品とは思えないスケールでした。 エルルゥは、最初はステレオタイプな(しかもちょっと古い)感じがしてあまり好きではなかったのです。 しかしハクオロの事を想いながら静かに、深く彼を支える姿が徐々に感動を呼び、最後のシーンでそれが頂点に達しました。泣けました…。 なお蛇足ながら、ハクオロ役の小山力也さんの声が格好良く、演技もうまくて素晴らしかった。
ゼーガペイン
評価 9/10 [各話レビュー]
大化けした作品。思い切った設定をして、かつ設定倒れにならない展開を見せました。EDの歌詞の意味など、丹念に意味づけされていました。 ところで、ラストシーンの解釈はちょっと難しい。リョーコのお腹の子は誰なのか? キョウとの間の子か、人間化したシズノが胎児という形になったのか、はたまたシズノではなくシンなのか。 それによって、彼らのその後の展開が変わってきます。視聴者に想像する余地を残したと言えましょう。
ひぐらしのなく頃に
評価 8/10
これは怖かった…。コミカルタッチなキャラが狂気に取り憑かれ、豹変するさまが実に怖かった。 ホラーなだけでなく、「何とか編」というのがパラレルワールドかと思いきや、一つのループになっていたという構成は考えられていました。 ただ、オヤシロサマの真実はまだ見えません――。ガンパレ風に言えば、Aランクエンドか。
ストロベリーパニック
評価 8/10 [各話レビュー]
当初は予想もしなかった、異様なほどの盛り上がりを見せた作品。例えて言うなら何十年か前の昼メロドラマのような、芝居がかったドラマチックな展開と結末。百合モノの略奪愛という新たな一ページを刻んだと言えましょう。
桜蘭高校ホスト部
評価 7/10
BL系かと危うく敬遠するところでしたが、面白い。楽しませてもらいました。 榎戸脚本が炸裂、演出もキレがあり、ウテナを思い出させました。
ARIA The NATURAL
評価 7/10 [各話レビュー]
残念ながら、第一期に比べると今ひとつ。もっと成長物語として描いて欲しかった。ウンディーネの卵たちは、仕事としてそれを選んだのだから…。摩訶不思議な話が多すぎたのも、テーマが拡散した原因か。…と、期待値が高かったため厳しいコメントになっていますが、評価点としては決して低くはなく、楽しませてもらった作品ではありました。
xxxHOLiC
評価 5/10 [各話レビュー]
良くも悪くもCLAMP作品。魅力あるキャラを作るのはうまいんだけど、その後が続きません。 でも紫煙をくゆらせ、流し目でズバズバ切り込む侑子さんを見てるだけでも満足。
となグラ!
評価 4/10
深夜番組らしい、サービスシーン満載の作品でした。 ストーリーとしては極めてベーシックな展開でしたが、こういう分かりやすいのがあってもいいんじゃないしょうか。 裏アリシアさんがポイント高し。
貧乏姉妹物語
評価 4/10
最初は好みど真ん中かと思いきや、あまりにわざとらしいところや深みのなさが気になってしまい、乗れなかった作品。 姉妹二人の世界で完結してしまっているところが問題か。 …と言いつつも、金田朋子声で「おねえちゃん!」と叫んだりするシーンにほろっとさせられることはあった。 もうちょっとひねりがあれば、印象も変わったでしょう。
ゼロの使い魔
評価 3/10
ストーリー的に見るべきところはほとんどない。となると、「ツンデレ」ルイズが見所ということになるが、果たしてどうだろう…。 才人が流されるままに生きているように思え、自分の世界へ帰ることを放棄してまでルイズを選んだという感じがないため、最期も盛り上がりに欠けました。
つよきす
評価 3/10
「ヒロイン全員ツンデレ」というCMには異議あり。タイトル通り、強気な女の子たち、でしょう。 そんな中、唯一素質のあった素奈緒がツンデレっぷりを発揮してからは結構良くなった。 しかし、このエンディングは…? どこまでが劇中劇だったんだろう。ちょっと意図が分かりませんでした。
スクールランブル二学期
評価 2/10 [各話レビュー]
第一期に比べ、ちょっとあり得ないくらいにつまらなくなってしまった作品。なんだ、これは…。 投げっぱなしなのは以前からの悪い癖だったわけですが、八雲や沢近あたりを意味ありげに動かして視聴者を煽っても、結局何も変わらないことがはっきりと分かってしまいました。オチも見事なまでの原点回帰で、これほど裏切られた気持ちにさせられた作品はありません。 どなたか、播磨と天満と烏丸抜きで、続きを書いてくれないでしょうか…。
BLOOD+
評価 2/10
アニメのゴールデンタイムといわれる土曜夜6時という枠を1年間も使った割には、何がテーマなのか分からなかった作品。 戦争、沖縄問題、家族、友情、愛、恋…いろいろな要素はちりばめられていたが、これだ、というものが感じられなかった。 見ていてイライラさせられたのは、小夜の成長のなさ。なんだか、最初から最後まで、毎回同じような台詞を聞かされていたように感じた。 唯一、評価できるのがディーバ役の矢島晶子。文字通りの小悪魔を魅力的に演じていた。 小夜役の喜多村英梨も好演していたが、貫禄勝ちというもので、二人の対決ではついついディーバの方を応援したくなってしまった。
コヨーテ ラグタイムショー
評価 2/10
結局、マルチアーノはギルドに反旗を翻してまでなにをしたかったんだろう…。とにかく、話が薄っぺらく、大塚明夫の野太い演技を全く支えられません。 ならば、せめて12姉妹にもっと出番を。っていうか、彼女たち置き去りですか!?


(C)カズくん