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30代のための懐しアニメ

(2004/4/25 更新)

30代のみなさん、こんばんは。子供だったあの頃、どんなアニメを見て育ちましたか? ここでは今から約20年前(!)の80年代前半にしぼって懐かしのアニメを思い出してみましょう。いまだに現役な人はもちろん、とっくにアニメは卒業した人もぜひお立ち寄りを。20代以下の若者にはまったく理解できないページでしょうから…。

作品名 放送年 DVD コメント
タイムボカンシリーズ '75-'86

(山本正之)

私の記憶にある、もっとも古いアニメがタイムボカン。当時は昆虫が好きだったので、それをモチーフにしたメカが出てくるタイムボカンは大好きでしたね。…ちなみに親はおっぱいポロリが大好きでした。

当時、山本正之の歌の凄さはよく分かりませんでしたが、ロッキード事件の風刺などもあり、今聞くと深いなぁと思います。

宇宙戦艦ヤマト(初代,2,III) '74-'81
真っ赤なスカーフ

いわゆる第一次アニメブームの立て役者になったこの作品。一生懸命に見ていたような気はしますが、さすがに内容までは覚えていません。何しに旅立ったのかは後で知りました。

真っ赤なスカーフ:当時は何とも思っていませんでしたが、後で聞くとこれが渋くて格好いい歌。浅薄な萌えが広がる昨今では信じられないくらいの、「男の歌」でした。

機動戦士ガンダム I '81
砂の十字架

ガンダムのTV放送は'79で、いわゆる「ガンダム世代」でもリアルタイムできっちり見ていた人はそれほど多くはないと思います。 打ち切りとなった後で再評価が始まり、この劇場版3部作が上映されることになったと認識しています。 残念ながら、私がガンダムと出会ったのはこの劇場版終了1週間前だったので、見に行く(というか親に連れて行ってもらう)ことはできなかったのでした。

砂の十字架:映画には行けなかったのでこの歌には思い入れはないものの、主役メカの名前を連呼するような歌とはまったく異なることに驚きを感じたことは覚えています。

機動戦士ガンダムII 哀戦士編 '81
哀戦士

果たして私が最初に見たのは劇場版とTVどちらだったのか? いきなりIIを見て理解できたとも思えないし、スペースコロニーなどの 概念はあったような気がするので再放送が先だったのだろう(地方在住だったので、遅れて始まった本放送という可能性もある)。

哀戦士:レコードを買うお金などなかったので、後にテレビ放送から録音して何度も聞いていた。格好いい歌でした。 この歌を歌った井上大輔も他界してしまった。時代の流れを感じます。

さよなら銀河鉄道999 −アンドロメダ終着駅− '81
Sayonara

哀戦士編と同時上映だったのが、この作品(全国的にもそうだったのかは不明)。あとあと振り返ると、ガンダムより面白かったかも知れない。

Sayonara:映画のラスト、漆黒の銀河を力強く疾走する999のバックに流れていたのが男の歌ならば、 鉄郎との別れの後、夕陽に向かって佇むメーテルのバックに流れていた女の歌はこの「Sayonara」。 今までのエピソードが走馬灯のように駆けめぐる中、英語で「Sayonara」と歌い上げるのは感動的でした。平易な英語であった点もポイント。

最近、友人が「今考えると、メーテルってイイ女だったよな〜」と言っていた。まったく同感である。さすがに当時その魅力に気付くには若すぎた。

新竹取物語1000年女王 '81/4/16-'82/3/25 コスモス・ドリーム〜宇宙をかける夢〜

作品としてはどうにも中途半端だったような印象がある。きちんと1年間やっていたという事実が驚き。

コスモス・ドリーム〜宇宙をかける夢〜:でもこの歌はよかった。こういう渋い男声曲の出番は今はない…。

機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編 '82
めぐりあい/ビギニング

この頃には完全にハマっていて、部屋はガンプラの山だった。そもそもハマったきっかけは、ガンプラ。ドムのプラモの写真を見て感動、TV放送から劇場版へとなだれ込んでいく。

めぐりあい:やっぱりレコードを買うお金はなかったので、テレビ放送を録音して(当然、ビデオもなかった) 何度も聞いてました。おかげで歌だけじゃなくて台詞も全部覚えてましたね。

うる星やつら '81-'86
星空サイクリング/Dancing Star/パジャマ・じゃまだ/恋のメビウス/Chance on Love/Open Invitaion/ロック・ザ・プラネット/愛はブーメラン/Born To Be Free/リメンバー・マイ・ラヴ/メランコリーの軌跡

これはいつから見ていたのかまったく記憶にないが、気が付いたらハマっていた。さすがに今見ると厳しいとこもあります。全裸に近いビキニ娘が飛びまくるような内容に当時、PTAなどは問題視していたような…。それが今や天下のNHKで再放送されようとは。時代の変化を感じます。

放送期間が長かったので多くのテーマソングがあります。TVテーマソング ベストラムのベスト・セレクション2で劇場版を含めだいたい網羅できるようです。「星空サイクリング」「ロック・ザ・プラネット」「愛はブーメラン」「Born To Be Free」あたりがお気に入りでした。

戦闘メカ ザブングル '82/2/6-'83/1/29 疾風ザブングル/乾いた大地

実はザブングルを見ていたとは言えない。なにせ最終回しか知らないのだから。 しかし斬新なロボット操縦法(ハンドル操作だ!)は知ってましたよ。

疾風ザブングルなんかは、ノリがよくて好きだった。 EDの乾いた大地も渋くてよかったですね。

未来警察ウラシマン '83/1/9-'83/12/24

ミッドナイト・サブマリン/ドリーム・シティ・ネオ・トキオ/Crystal Knights NECRIME

さりげなく、多大な影響を受けているのがこの作品。なんと言っても敵役のルードビッヒが格好よすぎ。彼の語る「悪の美学」にしびれまくってました(「悪の美学は永遠の悪を目指す。その究極の目的はすべての支配か、さもなくばすべての消滅……」まだ覚えてるし)。スマートな悪役というのは初めてでした。そんな彼に従う、陰のある美女(ミレーヌ)というのも他では見られないキャラだったと思います。

ミッドナイト・サブマリン:作品タイトルを連呼しないOPというのはやっぱり珍しかった。そういうところもちょっぴり背伸びしたい年頃の子供にはあってましたね。

Crystal Knights NECRIME:これをバックにルードビッヒは馬で疾走したりするんですよ。もう、格好よくて。

銀河漂流バイファム '83-'84


HELLO, VIFAM/NEVER GIVE UP

子供たちが親に会いたいという一心で、自力で宇宙船を動かし敵と戦うというストーリーで、主人公たちとまさに同年齢だったので、共感しまくりでしたね。今は歳は離れる一方ですが。いろいろ思春期にありがちな悩みなんかも盛り込まれていました。残念ながら身の回りにケイトさんのようなナイスな年上の女性がいなかったので、どちらかというと悶々としていたスコットの方に親近感を思えてましたな。 パソコン(当時はマイコンといった)にはまりつつあったので、船の管制コンピュータとの会話なんてのもヒットしました。

HELLO, VIFAM :英語の歌詞という、当時としては斬新な試みで視聴者の心を掴んでいました。途中の交信部分なんかが格好よかったですね。

NEVER GIVE UP:思春期の甘酸っぱい部分が詰まった歌でした。

キャッツ・アイ '83-'85
CAT'S EYE/デリンジャー

あれ。こんなに前だったのか? そう思ってしまうのは、杏里が歌う CAT'S EYEが一般にヒットしたからでしょうか。

デリンジャー:絵がなかなかエロっぽい感じでしたね。

聖戦士ダンバイン '83/2/5-'84/1/21

ダンバイン飛ぶ/見えるだろうバイストンウェル

最初は虫みたいなロボットのデザインが好きになれなくて(この頃には昆虫好きは終わっていた)、見ていませんでした。 まじめに見始めたのはビルバインが登場するあたりかも。そんなわけで当時、話を理解していたか怪しいものですが、それでもあの最終回は驚愕でした。思えば強烈な富野イズムの洗礼を受けたのはこれが初めてだったかもしれません(イデオンは見ていなかったので)。

ダンバイン飛ぶ:MIOの歌。このあたりから女性ボーカルが登場しだしたんですかね。この当時、MIOと鮎川麻弥は外せません。

超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか '84
超時空要塞マクロス/愛・おぼえていますか

TV放送は見てなかったです。この劇場版を後にビデオで見たのが始まり。三角関係がテーマになっているのが異色でしたね。当時、ファンの間ではミンメイ派と未沙派との間で抗争?が。僕は未沙派でした、圧倒的に。勢いあまって「早瀬未沙 白い追憶」なんていう本まで購入してました。そういえば、未沙=おばさんなんていう風に言われていたが、彼女は20歳だった。今考えればとんでもなく失礼な話である。

超時空要塞マクロス:マクロスを男性ボーカルで雄雄しく歌い上げた曲。すごくかっこいいんですが、2番にとんでもない歌詞が入っているのは内緒です。

愛・おぼえていますか:未沙派とはいえ、この曲は素直に好きでした。しかし、その後飯島真理がギャラクシーエンジェルで復活したのには腰を抜かしました。

世紀末救世主伝説 北斗の拳 '84/10/11-'87
愛をとりもどせ!!

これほどハッタリという言葉を実感できた作品はなかったのではないでしょうか。 もちろん楽しんでみていましたが、ケンシロウと面堂終太郎の声が同一人物という事実が衝撃的でした。

愛をとりもどせ!!:一番最初の歌詞が笑撃的でしたな〜。

重戦機エルガイム '84-'85

エルガイム -Time for L-GAIM-/風のノー・リプライ

大仰な台詞回しが楽しい、これまた富野イズムが詰まった作品でした。ダンバインとは違って人死は余り出なかったものの、悲劇的な雰囲気を漂わせた終わり方にファンの間の評価は割れたような気がします。通常の次回予告とは別に、放送の最後に「Next Character is ...」などの紹介がシルエットで入るのが新鮮でした。

エルガイム -Time for L-GAIM-:MIO。歌詞に作品名が入ってはいるものの、今までのロボットものの歌とは一線を画してましたね。

風のノー・リプライ:ちょっとポップな感じの鮎川麻弥が登場。

名探偵ホームズ '84-'85
空からこぼれたStory/テムズ河のDance

もともと本家のホームズが好きだったので、こちらも自然とはまりました。もっとも本家とは大してつながりはありませんが。 最近、広川太一郎がMEZZOにレギュラー出演したのは腰を抜かしました。

空からこぼれたStory/テムズ河のDance:ダ・カーポ(初音島のほうではない)の歌うやさしいテーマソングがよかったですね。

機動戦士Zガンダム '85/3/2-'86/2/22


Z・刻をこえて/水の星へ愛を込めて

真っ暗な世界観が当時、思春期の只中だった私たちを直撃しました。個人的にはいわゆる「ファースト」よりも影響を受けています。数々の名台詞を残した作品でもあり、学校では台詞を再現するごっご遊びが非常に流行りました。 なんでも今になって劇場版が作られるとの噂で、腰を抜かしました。

Z・刻をこえて:この頃からロボットアニメに歌がどんどんスタイリッシュになっていったような気がします。もしくはガンダムがロボットアニメから離れたと言うべきか。

水の星へ愛を込めて:森口博子のデビュー作。このころはまだアイドルでした。

蒼き流星SPTレイズナー '85/10/3-'86/6/26

メロスのように-LONELY WAY-/LA ROSE ROUGE

当時の冷戦構造を反映した作品で暗い作風でしたが、どちらかというと僕らはV-MAXなどのギミックのほうに興味がありました。打ち切りと言う言葉をはじめて実感した作品でもあります。

メロスのように-LONELY WAY-:OPの途中にその回のハイライトがインサートされると言う、斬新な試みが光りました。手間が掛かるのか、その後お目にかかったことはありませんが…。

LA ROSE ROUGE:後期の歌で、「アンナ・ステファニー14歳」が気が付いたら北斗の拳のキャラになっていたって感じですが、ドラマチックな歌でよかったです。

忍者戦士 飛影 '85-'86

Love サバイバー/一世紀めのエンジェル

正直に言って、作品の内容はつらかったです。が、島本須美=お姫様を強烈にインプリントされた作品でもあります。というと「おいおい、それはクラリスだろう!」というツッコミが予想されますが、カリオストロの城('79)はちょっと早すぎた。ただ島本須美=ロミナ姫=クラリスであることを後で知って補強されたのは間違いないです。声優の名前が気になりだしたのはこの頃からですね。

Love サバイバー:これがまたかっこいい歌で、今でもたまにカラオケで歌います。

一世紀めのエンジェル:これは絵が秀逸。ロミナ姫が哀しそうな表情で、涙をはらはら流すというシーンにハートを射ぬかれたことを覚えています。その後の女性観に少なからず影響を及ぼしました。

以上、私が見ていた80年代前半のアニメをリストアップしてみました。んー、懐かしいですね。やはり懐かしがる人が多いのか、調べてみると多くの作品でDVD-BOXが出ていて驚きです。面白いことに80年代後半になるとロボットアニメ系からだんだん離れて、「きまぐれオレンジ★ロード」や「らんま1/2」などのいわゆるキャラものに移行しています。なんと「めぞん一刻」も80年代後半で、もう十分懐かしのアニメになってしまうのですね。ちょっとショック…。それら80年代後半のアニメについてはまた機会を改めて語りたいと思います。