[TOP]

神無月の巫女

□News

  • [サ] 神無月の巫女 DVD第六巻 レビュー追加 2005.5.29 up.
    ついに最終巻。第11話「剣の舞踏会」、最終話「神無月の巫女」を収録。姫子と千歌音の結末は? ソウマは?
  • [サ] 神無月の巫女 DVD第五巻 レビュー追加 2005.4.24 up.
    千歌音によってどん底に落とされた姫子がみんなに支えられて立ち上がる第9話、見事復活の儀をやり遂げた姫子の元に再び千歌音が現れる第10話を収録。
  • [情] 神無月の巫女(6) 2005.5.25 release.
  • [情] 神無月の巫女(5) 2005.4.22 release.
  • [サ] 神無月の巫女 DVD第四巻 レビュー追加 2005.3.27 up.
    千歌音がどん底に落ち込み、ある決意とともに姫子に対して衝撃的な行為をしてしまう、第7話、第8話を収録。
  • [サ] 姫子・千歌音・ソウマのおしゃべりCD レビュー 2005.3.18 up.
  • [情] 神無月の巫女(4) 2005.3.25 release.
  • [サ] 神無月の巫女 DVD第三巻 レビュー追加 2005.2.27 up.
    ツバサ・ソウマ兄弟のつらい過去と、千歌音が姫子と出会った経緯そして次第に心の陥穽に落ち込んでいく様子を描いた第5話、第6話を収録。
  • [サ] 神無月の巫女 DVD第二巻 レビュー追加 2005.1.30 up.
    姫子と千歌音とソウマの三角関係の基礎作りである第3話、第4話を収録。特に第3話「秘恋貝」では、非常に重要な伏線がいくつか張られています。
  • □作品レビュー

    月にある、誰も知らない社。そこには「オロチ」を封印する力が眠っていた。 その力を守護する陽の巫女と月の巫女を待ち受ける宿命とは…。 運命に翻弄されながらも、二人の巫女の絡み合う気持ちを大胆に描いた意欲作。

    「テイストではなく女の子同士の恋愛を正面から描く」

    「姫子と千歌音とソウマ、三人のドラマ…他の全てはそのための材料であり、要素である」

    以上は、DVD第一巻に封入されたブックレットより。シリーズ構成 植竹須美男氏による「作品造りにあたっては…」という項目に書かれている言葉です。 まさにこのコンセプトにはっきりと貫かれたのが「神無月の巫女」全12話という作品。抜群の演出力で、二人のヒロイン、千歌音と姫子の千々に乱れる思いを描ききっています。

    同性への押さえきれない禁断の思いを抱え、一人悩む千歌音。ソウマと千歌音に同じドキドキを感じてしまう姫子。姫子の無邪気な愛らしさが、さらに千歌音を追い詰める。 やがて巫女としての過去の記憶を取り戻した、彼女の選択とは? そして二人の恋の行方は…。

    個人的には2004年最高の作品と評するこの作品。ぜひじっくりご鑑賞ください。

    第一巻 レビュー

    衝撃的な第1話、そして第2話を収録。初回限定版には、収納BOX、ブックレット、そしてサントラCD(!)などが付いています。 通常版にもある特典としては、プロモーション映像・オーディオコメンタリーなど。

    このオーディオコメンタリーというのは、私は初めて体験したのですが、面白いですね。メインの声優さん三人が作品を見ながらコメントを吹き込んでくれているので、 まるで一緒に観ているような気にさせられます。同じような感想を持っていたり、そういう風に思っていたのかと感心したり。ソウマ役の間島さんが、千歌音と姫子どちらがいい? と聞かれた時に「マコちゃん」と答えた時はウケました。その気持ちはよく分かる。

    改めて1,2話を観ると、ここまで見せていたのか、という感じです。後から見直すといろいろ分かりますね。千歌音の表情もより味わい深いです。

    姫子・千歌音・ソウマのおしゃべりCD

    DVD1巻とドラマCDとの連動特典である、「おしゃべりCD」が届きました。

    内容としては、タイトル通り15分くらいの3人のトークと、それぞれのメッセージ集。トークは、DVDのオーディオコメンタリーのノリそのままで、ドラマCDと収録全体を語るというものでした。やっぱりドラマCDの乙羽さんは出演者の間でも受けていたらしいです。

    下屋さんのボケっぷりが良く、収録風景を見てみたいですね。

    第二巻 レビュー

    姫子と千歌音とソウマの三角関係の基礎作りである第3話、第4話を収録。特に第3話「秘恋貝」では、非常に重要な伏線がいくつか張られています。

    オーディオコメンタリーはやはり面白い。が、前回に比べると雑談が多かったような。もうちょっと内容について突っ込んで欲しいです。 とはいえ「(姫子とソウマの関係が初々しいのは)きっとしばらく一緒にいない時期があったんだよ。そうじゃないとこの感じは出ない」という川澄さんはなかなか鋭かった。でも、姫子の階段突き落とされ未遂事件で、「千歌音が睨みつけていたのはソウマに対して」というのは深読みのしすぎだと思います。 あのシーンは縦ロールたちに対してガンを飛ばしたんでしょう。しかし、第1話でやはり階段から落ちそうになった姫子を支えたのは千歌音であり、 その意味ではあの激しい眼光の奥にはソウマが見えていたかも知れません。

    第4話「思い賜うや」でのぎこちない姫子とソウマのデートと、それを送り出す千歌音は見逃せませんが、やはり「秘恋貝」の演出が素晴らしい。 のど元まで出掛かった言葉を二枚貝にしまいこんで姫子を励ます千歌音。限りなく告白に近いのですが、それを伝えることはできない。その葛藤が存分に表現されていたと思います。

    第三巻 レビュー

    ツバサ・ソウマ兄弟のつらい過去と、千歌音が姫子と出会った経緯そして次第に心の陥穽に落ち込んでいく様子を描いた第5話、第6話を収録。

    千歌音の一つ一つの台詞、それぞれのシーンでの表情にすべて意味があり、切なく思えるところがまったくすばらしいです。 ツバサ・ソウマ兄弟の対決も格好よかった(KOTOKO "Suppuration-core-"がバッチリ決まっている)。ここでツバサが倒されたことで、姫子にとって最大の障害が千歌音になることが分かった方も多かったと思います。

    オーディオコメンタリーには、オロチ3人娘、植田佳奈・能登麻美子・野中藍がゲストとして登場。「自分が千歌音の立場だったらどうするか?」の問いに三者三様の答えを返していて面白いです。特に植田佳奈の思い切った答えがウケました。また、「姫子は罪作りだよ。両方に最高の笑顔を見せるもんね」と姫子に突っ込む川澄さんが、相変わらず鋭い。が、コロナの歌をず〜っと69位と間違えているところはご愛嬌(前にすでに突っ込まれているんですが…)。

    第四巻 レビュー

    千歌音がどん底に落ち込み、ある決意とともに姫子に対して衝撃的な行為をしてしまう、第7話、第8話を収録。

    やはり千歌音が姫子を押し倒すシーンが強烈。あれほどまでに姫子を想っていた千歌音がなぜそんなことをしてしまったのか。 これがラストへ向けての最大のポイントになります。ちなみに私はこの時点では、姫子の関心を自分に向けさせるため、最終的に二人のどちらかが倒れるのならば、自分たち以外の誰にも邪魔されないため、かと思っていましたが…。

    オーディオコメンタリーには、植田佳奈・能登麻美子・野中藍が引き続き登場(7話のみ)。姫子のバスト79cmで盛り上がってました。実際、あの絵で79はないですね。「アニメだからね」という川澄さんが相変わらずクール。そしてその川澄さんが凹んだという問題の8話のあのシーン。 演技は大変だったようです。

    ブックレットには藤井まきのコメントがあり「EDイラストは姫子から千歌音へのキスというイメージ」とのこと。第一巻で「姫子が迫っているように見えない?」と川澄さんが言っていたとおりでした。

    第五巻 レビュー

    千歌音によってどん底に落とされた姫子がみんなに支えられて立ち上がる第9話、見事復活の儀をやり遂げた姫子の元に再び千歌音が現れる第10話を収録。

    第9話はなんと言ってもまこちゃんが姫子をやさしく、力強く励ますシーンが絶品。本作品屈指の名シーンといえましょう。絶妙のタイミングで流れ出すバイオリンのメロディと、大谷・下屋さんの熱演が涙を誘います。

    第10話は、特に後半全部を使った千歌音と姫子二人だけのやりとりがあまりに素晴らしい。なんでも収録時も川澄さんと下屋さんだけの二人だけだったそうです。あの嵐の夜がなかったかのような、平穏なひととき。戻ってきた千歌音はあくまでもやさしく姫子に接します。 姫子はただただ、そんなやさしい千歌音との時間を失いたくなくて何も訊けないでいるのですが…。

    お約束のオーディオコメンタリーには、9話にミヤコ・まこと役の大谷郁江とギロチ役加瀬康之がゲストとして登場。せっかく作品上の姉弟がそろったので、もっと作品のことや役作りのことを聞きたかったですね。やっぱり人数が多すぎるとやりづらいのかもしれません。10話では、姫子の洗濯板という汚名を返上するシーンに大盛り上がりでした。ところで、こういうのを聞くと声優間の上下関係が分かって面白いですね。

    第六巻 レビュー

    ついに最終巻。第11話「剣の舞踏会」、最終話「神無月の巫女」を収録。姫子と千歌音の結末は? ソウマは?

    姫子と千歌音、それぞれの想いの丈を語る展開に、ただただ感動。第11話では、姫子に切りつけながら彼女の心も、身体も、誉めそやす千歌音が圧巻。第12話では、陽の巫女として無限の温かさを千歌音に注ぐ姫子がすばらしい。"敵"を演じ続けた彼女が素顔に戻り、姫子の胸にすがって泣く姿にこちらももらい泣きです。そしてラストは…。ここまで女の子同士の恋愛を、正面切って、ストレートに、描き切った作品があったでしょうか。 それを実現するための、練りこまれた構成、抜群の演出、的確なセリフ…。まったくすばらしい作品でした。

    オーディオコメンタリーでは、クライマックスに見入ってしまいコメントも途切れがち。確かに引き込まれてしまいます。 さて、コメントで分かったことが2つあります。一つは、姫子の腕に抱かれたときに、千歌音は死んでいたこと。放送時には千歌音が胸から血を流しながら生きていたのかと思っていました…。あの後は、すべて精神世界の出来事だったわけです(実際、二人は傷一つない裸身をさらしている)。 もう一つ、「俺にできることはせいぜい世界を救うことだけだけど」というセリフが面白かったこと。 これも放送時には、姫子と千歌音にばかり注目していたため、ソウマくんも不幸だな、くらいにしか思っていませんでしたが、よく考えれば面白いセリフでした。 しかし、彼にしか言えない、大胆かつ真情のこもったセリフだと言えるでしょう。

    □音楽

    KOTOKOによるOP「Re-sublimity」、ED「Agony」、そして挿入歌「Suppuration-core-」、どれもノリがよく格好いい。お勧めです。

    そんな派手な歌に隠れていますが、実はBGMもまたよい出来です。なんと、DVD初回限定版には特典としてサントラCDが付いてきます。 これは驚き。単品でも十分売れると思うのですが…。ひょっとしたら、「本編を見てくれ!」というスタッフの強い願望の現れなのかも知れません。 先ほどのKOTOKOの3曲も1枚のMAXIに入っていて、本作品の商品は良心的な構成だと思います。

    BGMはGUNSLINGER GIRLと同様、劇伴に徹したもの。決して音楽だけが突出することなく、作品を文字通り裏から盛り上げます。 したがって、作品を観ている時にはBGMの良さには気づきませんでしたが、改めてCDを聞くとこれがいい。 「神無月の巫女のテーマ」とも言える主題を巧みに変奏させ、シーンにうまくはめ込んでいます。聞いただけで鮮やかに作中のシーンが蘇ります。 本作品の抜群の演出力を支える礎になっているのですね。

     

    神無月の巫女(1)

    (初回限定版)

    第1〜2話収録

    神無月の巫女(2)

    第3〜4話収録

    神無月の巫女(3)

    第5〜6話収録

    ドラマCD

    神無月の巫女 5.5話

    「君の舞う舞台」等収録

    Re-sublimity [MAXI]

    KOTOKOによるOP/ED/挿入歌


    (C)カズくん