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マリア様がみてる 3rd

マリア様がみてる 3rd 次話

いよいよ、「マリア様がみてる」3rdシーズンが始まりました。それもOVAで。OVAというのは、良い面と悪い面があります。 悪い面はもちろんお金が掛かることですね。定価は9,240円(コレクターズエディション。amazon予約なら6,930円)。 それも1話しか入っていないのに。控えめに言っても、安いとは言えません。

良い面は、OVAならではの高クオリティ。そして、一つ勘違いしてましたが、確かに1話しか入っていないものの、時間は50分のワイド版。 TV版は30分(実質24分くらい)の構成で、足早な展開になりがちだったのが解消されています。これくらいゆったり見たいものです。

さて、内容については小説で知っているので、そのままです、という感じ。が、祥子さま・祐巳ちゃんのラブラブなシーンを見てるだけでも、幸せな気分になれます。祐巳ちゃんが歌うシーンも、小説で読むより説得力がありましたし。 それにオーティオコメンタリーにもありましたが、最近の小説を読んでから改めて今回の「子羊たちの休暇」を見ると、いろいろ感慨深いものがあります。

オーディオコメンタリーは、植田佳奈・伊藤美紀・池澤春菜さんが登場です。一般的にDVDの特典としていろいろありますが、やっぱりオーティオコメンタリーがファンには一番うれしい気がします。最近、多くのアニメがDVDとして売られていますが、地デジ化でDVDを遙かに凌駕する画質の放送が無料で見られることを考えると、DVDは特典で勝負するしかありません。 ここで、この「マリア様がみてる」にはコレクターズエディションと通常版があります。しかし、オーディオコメンタリーはコレクターズエディションにしか付いていません! 通常版なら定価6,300円(amazon 5,670円)とはいえ、それはさみしい。しょうがないので、CD1枚余分に買うつもりでコレクターズエディションにしました。ぶっちゃけ、メモリアルグッズとかは要らないんですけどね…。 豪華ボックス仕様は、贈答品みたいなデザインで、祥子さま・祐巳ちゃんが描かれている透明なカバーを外すと「マリみて」と分からないのがありがたいです(←とても重要)。

オーディオコメンタリーの中で伊藤美紀さんが、「昔は軽井沢はあこがれの場所」「Gメンのようね」と言っていたのは可笑しかった。 あのシーンを見て「Gメン」が出てくるなんて、私と同世代かそれ以上かな……。他の二人には分からなかったんじゃないでしょうか。

ところで、祥子さまと祐巳ちゃんが待ち合わせたM駅。左側にエスカレーターが描かれているので、ロケしたのは比較的最近ですね。 小説版「子羊たちの休暇」が出た当時は、なかったんですよ。自分がよく知っている場所が舞台になっているのは、ちょっとうれしい。

第1話「子羊たちの休暇」
2006/11/29 OVA
マリア様がみてる 3rd 前話次話

小説「真夏の一ページ」の中の同タイトル部分と、「涼風さつさつ」の「はじめの一歩」章までをアニメ化。 小説一冊分に満たないので、若干間延びした印象がありますが、花寺の男子生徒達との衝撃の出会いを描いております。

祥子さまが、祐巳の汗を拭いてあげるシーンは小説にはありませんでしたね。サービスシーンかな。 男嫌いのお陰で、今回はコミカルな立場の祥子さまですが、祐巳に静かに語りかけるシーンなんかはいつもよりもやさしくて、お姫様な感じでよいですね。

志摩子さんフリークには、花寺生徒会のツッコミに顔を赤らめてしまうところが見所でしょうか。ここ、小説だと「顔を赤らめて意味不明な受け答えをした」としか書かれていないんですが、こんな風に描いてくれるとは。ごちそうさまです。

オーディオコメンタリーは、植田佳奈・能登麻美子・清水香里の三人が登場。 …のとまみさんは、弟さんとご飯に行ったり、洋服を見に行ったりするそうで。はー、弟さん、うらやましすぎー。

第2話「略してOK大作戦(仮)」
2007/1/31 OVA
マリア様がみてる 3rd 前話次話

「涼風さつさつ」のp.47から最後までをアニメ化。花寺学園祭のお話です。

細川可南子ちゃんについては、初見の印象ではまともそうな子というか正統派美少女といった風情。 髪が「異様に」長すぎるのが玉に瑕かもしれませんが。小説通り、だんだん本性が明らかになっていきますが…。

今回、最大の見所はやっぱりクライマックスのあのシーンですね。ジャケットにもなっているそのシーンは、やっぱり絵で見るとあまりにも可笑しすぎる。オーディオコメンタリーでも触れていましたが、真面目なシーンにもかかわらず爆笑してしまいました。 しかし、冷静に考えると、あの時点では祥子さまは祐巳に何があったのかまったく知らないはずなので、あのリアクションは大げさな気はしますけどね。

なお、EDが刷新です。絵がさらに百合百合な感じで、好きな人にはたまらんでしょう。ま、目元がちょっと怖いですが…。

オーティオコメンタリーは、植田佳奈・伊藤美紀・豊口めぐみ。お茶をしながらあんまり話の内容に関係のないおしゃべりをしているのは、いつも通り。だた、妹に妹ができるのはどう思うかという話で「絶対にイヤ(伊藤)」「よし来い(豊口)」というのは、ちょっとキャラと符合していて面白かったですね。

第3話「涼風さつさつ」
2007/3/28 OVA
マリア様がみてる 3rd 前話次話

「レディ、GO! 」をアニメ化。リリアン体育祭のお話です。

…正直なところ、原作からしてそれほど盛り上がるような話ではなかったのに、さらにあちこち削られ、ずいぶん単調な展開になってしまいました。 見所は、志摩子さんの「藤娘」と、瞳子と可南子の二人でしょうか。

可南子は、小説を読むともっときつい印象があるのですが、絵では意外にかわいく見えます。これなら、関わり合ってもいいかな。 同じことが瞳子にも言え、ツンツンした物言いなのに表情はそれと逆。これはいじってみたくなります。

オーディオコメンタリーは、その瞳子と可南子役の釘宮理恵・小清水亜美と、祐巳役の植田佳奈。まさにスール争奪合戦のメンツですが、あんまりそういう話題で盛り上がることもなく、お菓子と雑談に終始していたような…。同年代らしく、お互い呼び捨てで呼んでいるところは印象的でした。

第4話「レディ、GO!」
2007/5/30 OVA
マリア様がみてる 3rd 前話

「チャオ ソレッラ! 」をアニメ化。イタリア修学旅行編です。

これまた率直なところ、原作でも一番面白みに欠けるお話で、それが3rdシーズン最終話だというのには少々がっかりしました。 全5話だったのですね。尺としては10本分ですから、OVAとしては普通かも知れませんが…。

とは言うものの、今回もファンならば押さえておきたいシーンがあちこちにあります。

まず、令ちゃんと由乃の帰り道のシーン。 オーディオコメンタリーでも触れられていましたが、令が「男前」なこともあって手を繋いで歩いているところは、どう見ても普通のカップルにしか見えません。「今は少しだけ、やさしい由乃でいてあげる」と珍しく可愛いところを見せてくれます。

その直後、志摩子さんと乃梨子の電話のシーン。ここは乃梨子の声が絶品。心配な気持ちと寂しい気持ちがないまぜになって、前のめりに喋っているところが原作のニュアンスを十分に伝えています。そして、それを受けたときの志摩子さんの表情。こういうシーンを見ると、アニメ化してくれてありがとう、という気分になります。

祐巳が由乃を介抱するシーン。二人の友情が感じられて良い…というのもありますが、アニメならではという観点なら、二人とも髪を下ろしているところが新鮮。特に由乃は病弱美少女感が満点。黄薔薇革命以前に一般生徒が彼女に対して抱いていたイメージって、こんな感じだったんでしょう。病弱はともかく、ストレートロングはかなりイケてるので今後も見せてくれることを期待します。

後は祥子さまの「一生忘れてあげない」ですかね。もう、ごちそうさま、というしかありません。

さて、オーディオコメンタリーは、植田佳奈・池澤春菜・能登麻美子の2年生チーム。相変わらず、単なる雑談が多いのはいかながものか…。 それぞれのキャラの見せ場くらいはコメントして欲しいぞ。それが味、言われればそれまでですが。

さて、とにかく3rdシーズンは終了しました。めでたく、4thシーズンに続くそうなので、次は内容的にも濃いものが期待できるはず。 それと、通常版にもオーティオコメンタリーを入れて欲しいですね…。

第5話「チャオ ソレッラ!」
2007/7/25 OVA


(C)カズくん