山歩きの記録帳 2001年の山歩き


(21)
  2001年
  9月8-9日
 雨は覚悟の雲取山。避難小屋1人寝 
   この土日と天気は悪いが、こんな時は雲取山山頂の避難小屋で静かに過ごそう。別荘気分に浸ることができそうだ。そして都合良く晴れたら飛竜山からサオラ峠、お祭りまで歩くのも、あるいは石尾根を秋の花を探しながら歩くのもよい。    日原林道を延々と歩いて大ダワ林道の山道に入る。沢沿いの暗い樹林の中をなだらかに歩いて大ダワ、男坂を登って山荘から山頂へ登る。避難小屋はガランとしてその夜はたった1人切りの泊まりとなった。静かすぎて時々人声を聞く。それは空耳だった。夜半に豪雨となった。日曜日はガスと絶え間のない雨、鴨沢に下る。。
(20)
  2001年
  8月26-27日
 黒戸尾根から甲斐駒ヶ岳 
   友人の別荘に泊まり、黒戸尾根から甲斐駒ヶ岳を目指す。恐れていた刃渡りは拍子抜けの所、しかし雪が付けばやはり恐怖を感じることだろう。五合目小屋からは梯子に階段、鎖の連続する急登となった。こんな山は今まで経験したことがないので、夢中で登る、そのため恐ろしいという思いもなかった。    七丈小屋に着いてすぐに雨となった。27日はガスの中を出発、樹林の中を登る。梯子を登るころにハイマツ帯に入る。鎖と梯子で岩場を登ると八合目御来迎場、そこから僅かで山頂に着いた。雲が多いが八ヶ岳を見る。富士山はその一角を見せるだけ、近くの北岳、千丈ガ岳の南斜面にも雲がかかっていた。北沢峠へ降る。
(19)
  2001年
  8月4日
B>奥多摩・御岳山 
   久しぶりの御岳山、レンゲショウマの群生地とロックガーデンを訪ねる。曇天、午後には雷雨予想もある。    レンゲショウマはまだ数株が咲いている程度、オクモミジハグマとソバナが目立つ位だった。ロックガーデンではイワタバコが花時期、タマガワホトトギスは咲き出した程度である。長尾平の茶店でビールを飲んで帰る。
(18)
  2001年
  7月21-22日
 夜叉神峠から鳳凰三山 
   先週に続き、再び南アルプスに向かう。今回は甲府駅9時発のバスに乗る。10時近く登り始め1時間ほどで夜叉神峠、ガスで展望はないがヤナギランが咲いていた。そこから樹林の中を登る。    エアリアのコースタイムよりも早く杖立峠の道標、しばらくして火事場跡の草原に着く。ヤマオダマキが多いところだ、カモシカを見た人がいる。その日は南御室小屋に泊まる。翌日は快晴、樹林を登っている間に日の出となった。砂払ノ頭から展望を楽しむ。薬師小屋を過ぎてタカネビランジを見て薬師岳、観音岳と歩く。白ザレの斜面を降って登り返しまた降ると地蔵岳、特異なオベリスクが立つ。鳳凰小屋から御座石鉱泉へ降る。
(17)
  2001年
  7月14-15日
 南アルプス・仙丈ガ岳 
   今年の遠出山行きの開始は南アルプスの仙丈ガ岳とした。南アの女王ともいわれる山で花も多いと聞く。山頂近くの仙丈小屋に泊まる。    薮沢コースを登る、沢は残雪で埋まっていた。馬ノ背からは尾根歩きとなるが生憎のガスで展望はなかった。15日は快晴、日の出を見て仙丈ガ岳に登り、小仙丈ガ岳から尾根を降る。炎天下富士山と北岳、甲斐駒ヶ岳などの展望を楽しみながらのんびりと歩いた。
(16)
  2001年
  7月7-8日
 御前山から三頭山へ歩く 
   雨予報が天気になって10時過ぎに出発する。目的は御前山、避難小屋に泊まること。山頂は涼しく、虫も少ないので快適な一夜を過ごすことができる。    8日は御前山から三頭山へ向かう。さすがに歩くと汗が噴き出す、鉢巻きにしたタオルを搾りながら歩く。ヤマボウシにナツツバキは終期だがノリウツギは旬だった。途中でヤマシャクヤクらしい植物を見る。来年の宿題となった。
(15)
  2001年
  6月29-7月1日
 雲取山避難小屋で2泊 
   この週末は東京近辺はもとより東北も天気が悪いという予想である。こんな時は近場の山でノンビリと過ごすのもよい。そんな理由を付けて雲取山へ向かう、避難小屋で2泊する予定だ。    29日は曇天、鴨沢から登る。石尾根に乗ると薄日が差した。山頂に3時前に着く、すぐに強い雨となった。この日は6名泊まる。30日は終日ガスと小雨、北側の樹林の中を少しだけ歩く。ゴミが多かった。夕方に虹を見た。1日は朝日を見て出発、ブナ坂から唐松谷のルートへ入る。息苦しいほどの樹林の中、轟く水音を聞きながら下る。炎天下日原林道に出る。
(14)
  2001年
  6月1-3日
雁峠から笠取山・雲取山へ歩く  
   春から夏へ、この時期の奥秩父はアズマシャクナゲの花が尾根筋を飾る。花を求めて新地平から雁峠へ登る。笠取山から雲取山へ縦走する。
   笠取山山頂はアズマシャクナゲが岩場に満開だった。唐松尾山を越えて将監峠まで歩き小屋に泊まる。2日目は飛竜山から雲取山を越えて白石小屋まで足を伸ばす。トウゴオクミツバツツジにオオカメノキ、それに新緑のカラマツが見事だった。三ツ山の岩場ではコイワザクラを見る。数種のスミレを見ることができた。
(13)
  2001年
  5月12-13日
三峰から雲取山・長沢背稜  
   新緑の季節、奥多摩の山をじっくりと歩きたくなった。幸い12,13日は快晴予想、三峰から雲取山へ登り避難小屋で一泊、翌日は長沢背稜を歩くことにした。
   三峰から雲取山は新緑を見上げながらの心楽しい山歩きを堪能した。13日は静かな背稜を歩く。ここにも素晴らしい春があった。桂谷ノ峰付近ではイワウチワが咲いていた。そのほかバイカオウレンにコミヤマカタバミがところどころで咲いていた。途中に水松山に寄った。
(12)
  2001年
  5月4-5日
道志から大室山  
   大室山には2回目の登山となる。前回は犬越路から歩いたが今回は道志側から登ることにした。久保小入口で下車し吊り橋を渡って山道に入る。このルートは情報も少なく単独行のためクマ避けの鈴を着けた。足を滑らしながらとにかく登り続ける。
   初めは植林の中、久保分岐から少し登って気持ちの良い雑木林となった。山頂間近になって明るいブナの林となった。バイケイソウにトリカブトの新葉が目立つ。登山口から3時間で山頂に着いた。その日は犬越路の避難小屋に泊まる。翌朝は濃い霧の中を檜洞丸へ向かう。コイワザクラがところどころで咲いていた。檜洞丸から箒沢へ下る。気持ちのよいブナの尾根を歩いて急坂を下りバス停に着いた。
(11)
  2001年
  4月28日
三頭山短報  
   10回目の山行きで足を捻挫した。そのため2週間の休みとなり、その間に花は咲き萎れていった。御岳山付近のイワウチワも見逃した。それではと三頭山へイワウチワを見に行くことにした。
   数馬から三頭山へ歩く、オオルリの囀りが迎えてくれた。途中スミレを見ながら歩く、ヤマブキも美しい。三頭の大滝から沢沿いに登る。コガネネコノメにヤマエンゴサク、ツルキンバイが目立つ。コマドリを見る。ムシカリ峠から両峰をパスする。イワカガミの群生地に立ち寄る。いくつか蕾も見える。1週間ほど早いのかもしれない。イワウチワは満開だった。可憐は花が群生している。写真を撮りまくる。
(10)
  2001年
  4月14-15日
一杯水避難小屋泊まり  
   久しぶりに山の一夜を過ごしたくなった。小屋でボンヤリと暇を潰すのもよい。そんな訳で一杯水避難小屋を目指して川井駅で降りた。
   花咲く丹波集落を抜けて林道を歩く。周囲の山の斜面は芽吹き色に輝いている。ミツバツツジにヤマザクラの朱が点々と混じる。渓流沿いに道になってニリンソウが目立ちだした。獅子口小屋手前で足を捻る。何とか我慢して蕎麦粒山を越えて避難小屋に入る。夜に足が腫れた。15日は痛みを我慢してヨコスズ尾根を下る。途中にイノシシに出会う。
(9)
  2001年
  4月7日
高尾山周辺ウロウロ
   春の高尾山周辺をウロウロとした。1号路から4号路を歩いて日影沢林道へ下る。そこから小仏城山へ登り茶店でビールを飲む。そこから尾根を歩き一丁平などで桜を見て高尾山に戻り、稲荷山コースを歩いて高尾山口へ降りた。このコースは低山ながら歩きがいがあった。
   タチツボスミレ、ナガバノスミレサイシン、ヒナスミレ、アオイスミレ、マルバスミレ、エイザンスミレ、ニオイタチツボスミレ、タカオスミレを見る。またカントウミヤマカタバミは今回初めてその花を見ることができた。ニリンソウが沢沿いに群生して咲いていた。丘陵地帯ではミミガタテンナンショウがにょきにょうき
   期待したトウゴクサバノオは見つけることができなかった。しかし別な情報では咲いていたとのこと。
(8)
  2001年
  3月24日
和見から権現山、用竹に下る
   中央沿線の権現山は交通の便も悪く不遇の山という。そのため静かな山歩きのついでに春の花を探してのんびりと歩いてみよう。
   和見集落はのびのびとした山里の村だった。ヒメオドリコソウやオオイヌノフグリ、ホトケノザが群がって咲いていた。樹木ではフサザクラやキブシ、アブラチャンにダンコウバイを見た。山に入ると花は消えた、それに権現山までは急な登りが続いて草臥れた。    用竹手前でシュンランにタチツボスミレやオカスミレ、キジムシロを見た。ビールを買っている間にバスを行ってしまって、1時間以上も待つ羽目になった。
(7)
  2001年
  3月20日
道志・鹿留山、杓子山 (丹沢など)
   一級の富士山展望地という杓子山に登ることにした。奥多摩よりは暖かいと思うのでどんな花が咲いているか楽しみである。
   林道には雪が残っていたが立ノ塚峠からの登りには雪はまったくなかった。しかし草花もないのが寂しい。鹿留山山頂には20cmほどの雪が残っていた。杓子山山頂は丸坊主で確かに富士山は目の前だったが、それだけでおもしろみに欠ける。イワヒバリを見た。高座山まではアップダウンがあって低山ながら草臥れた。
4月1日にも草花丘陵に出かけた。今度はシハイスミレが咲いていた。
(6)
  2001年
  3月18日
羽村草花丘陵〜長淵丘陵  シハイスミレとシュンランを探して
   羽村駅で下車し羽村大橋で多摩川を渡って草花丘陵から旧満地峠まで、さらに長淵丘陵に入って二ツ塚峠まで歩いた。草花丘陵に咲くというシハイスミレ、そして里山ならばシュンランを見ることが目的である。
   草花丘陵はそうおもしろみのあるコースではなかった。シハイスミレは花はまだだったが葉を確認した。旧満地峠からは右手に警察関係の敷地があってその脇を歩く。右手は明るい雑木林で丘陵地を歩く楽しみを味わうことができた。ところどころにシュンランがあったが、花咲いているのは数株だけだった。二ツ塚峠から小作駅までの歩きが長かった。
(5)
  20001年
  3月11日
扇山から百蔵山 早春の日溜まりハイク
  この冬は雪が多かった。しかし中央線沿線の低山である扇山あたりは雪も溶けているだろう。早春の花を求めて日溜まりハイクに出かけた。
   全行程95%以上雪もなく快適な日溜まりハイクを楽しむことができた。百蔵山への登りとなる北斜面が一部凍っていたが問題はない。シュンランをいくつか見た。蕾が伸びていた。アトリとリスに出会う。
(4)
  2001年
  2月2-4日
雪の大菩薩嶺  輪かんでラッセル初体験
  1月27日の雪で大菩薩は1m近い積雪という。今年はどこでも雪が豊作だ、低山も雪山となって冬山気分を味わうことができる。大菩薩も裂石からなら登山が可能と介山荘の小屋番さんが言っていた。輪かんを購入して出かけることにした。
  福ちゃん荘付近でも70cmの積雪、唐松尾根はトレースがないので林道を歩いて介山荘に登る。トレースはあるものの通常の倍の時間がかかった。翌日は輪かんをして大菩薩嶺に行き、ラッセルして唐松尾根を下った。気持ちが良かった。
(3)
  2001年
  1月28日
日雪深し、丹沢・仏果山  中途半端にピストン
   暖冬予想だったが、寒い冬となった。関東地方では雪も多い。1月27日にも大雪となった。28日は一転して快晴の暖かな日となった。こんな日はスノーハイクを楽しみたい。丹沢前衛にある仏果山から経ガ岳を歩く予定で出かけた。
   仏果山山頂への斜面では60cmを越える積雪となった。さいわい先行する一団があり、道づくりの役をしてくれた。私は踏み跡を踏んで比較的楽に登ることができた。山頂からはokutamaや奥秩父の山々がよく見えた。経ガ岳へのコースは踏み跡もなく、痩せ尾根に雪が山となっていた。あきらめて来た道を戻った。
(2)
  2001年
  1月13-14日
雪の雲取山、-12度 避難小屋は空いていた
   今月初旬に関東地方に雪が降った、雲取山の積雪は50cmほどと聞く。日溜まりのスノーハイクを期待して出かけた。青い空の下雪山を歩く、しかし楽しいことばかりとも思えない。ありすぎてラッセルなんてことになったら大変だ。歩き慣れた鴨沢から登ることにした。
  泊まりは避難小屋、寒むければ雲取山荘に泊まることにしよう。
(1)
  2001年
  1月7日
21世紀初山登り・三ツ峠山 (NIFTY)
   21世紀の初登山は何処にしようか迷っていたが、思案の末に富士山の展望地として有名は三ツ峠山とした。1月は昨日までは良い天気が続いたが、今晩からは崩れるという。
   三ツ峠駅で下車、道標通りに歩いて山道に入る。杉林の中を登りしだいに松が目立ってきた。山道はどこも同じだと思いながら登る、八十八大師は小さな石仏がゴロゴロと80体ほどあって、趣がある。そこからガレ場となり、絶壁の下を通る。このあたりは独特な雰囲気がある。山頂から富士山がよく見えたが、あいにく曇天でスッキリとはしない。下りは府戸尾根を下る。ハンターの銃撃を聞く。

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