「雑草」
出ては摘まれ出ては摘まれる
私の芽は
先に進むために出てくる
その芽は
何故いつも摘まれてしまうのだろう
私は生きているのに
何故簡単に摘まれてしまうのだろう
私は生きているのに


「楓」
枯葉が君の頬を傷つけたから
私はそれを燃やして土に埋めました
だけど
君はまた落ちた楓を笑って拾い上げ
「僕と同じ血の色」と
「君と同じ血の色」と
私も楓を拾い上げ
笑って「同じ」といいました
だけど
私が燃やしたあの枯葉は黒くなり
まるで固まった血のようでした
私が「同じ」と泣きながらいうと
君も「同じ」と抱きしめてくれました