「朝」
夏の朝は嫌い
太陽の暑さとまぶしさで
朝から私の体をだるくさせる
起き上がらずにはいられない

だけどそうすれば
私の居場所なんかない朝の食卓に
行かなければいけない

だから本当は起きたくないのに
起き上がらずにはいられない



「埋まらないもの」
空いたグラスに水を注いでも
やがて空になってしまう
いくら注いでも
どこかに穴が空いているわけでもないから
誰かが飲んでしまったみたい

それが植木鉢の植物なら
私も救われるけど

きっと飲んでしまった誰かは
何も感じず
ただ水を飲んだだけ

その水が私の幸せだとも知らずに