「no title」 「no title」
今年初めての涙は白く 描き途中の絵に
まるで白い真珠のよう まだ白いところが
一粒一粒落ちてく様は 残っていて
まるでこぼれた真珠のよう 描こうと思うのだけれど
手に取るそれは 筆を持つと
いつでも血に染まる 手が震える
「no title」 「no title」
誰にも気付かれなくても 白の羽根を間違えて
長く咲き続ければ 黒く染めた神様に
枯れ逝く花畑の中に 今日も感謝すべきです
誰かがきっと だって白は何色にも
見つけてくれると思うから 染められるけど
そして最後まで 黒はどの色に染めても
咲きつづける事ができれば 黒のままだから
たくさんの人の見守る中で それでも漂白剤で
枯れられると思うから 白にしようとするあなたに
私はいつだって
恐れを感じているのです
「no title」 「no title」
暗闇が一刻一刻と近づいてくる 私にくれた君の過去
何故、私の上に暗雲が… どうやって処理すればいい?
雨も降らさず、雪も降らさず だって他人の物だもの
何故、私の上に暗雲が… 勝手に捨てたりできないよ…
気持ちを持っていかれぬように どうしてくれたの君の過去
上を見ずに下を向く うまく処理できないのを
そこに見えるのはあり一匹 知っていて
暗雲来る時蟻は干からび だってすごくいじわるだよ
暗雲去る時蟻は干からび 自分で処理すればいいんだよ