「no title」 「no title」
君の通った道を歩いた あなたが見てた未来の空は
君の通った道には何故花が咲くの? 今私が見ているそらかもしれない。
私は一人摘んでいった ほら、あの時あなたが見えたといった空は
だから私の通った道にはなにも 今、同じ形で頭上を流れる
涙の跡だけ?
いいえ何もないの涙の跡さえ
「no title」 「no title」
ねぇ、一つだけ答えて どうして君は
私の中のこの生き物は そんな笑顔で私を愛すの?
いったいいつも何処に隠れているの? 私は心からの笑顔じゃないのに
時々我慢ができず動き出す生き物は 気付いているのに
いったいいつも何処に隠れているの? 私の上には温かい涙
私は慣れず苦しみもがき 私の手には温かい血
傷を負いながらそれを押さえ 私の下には階段が通って
脂汗を流しながら我に返るの もっともっと地中深くに
れぇ、いつも何処に隠れているの? 私が眠る
「no title」 「no title」
紅い楓が落ちる頃 一滴の水も残らない
ゆらりゆらりと揺れている 水滴なんて見たこと無い
水面は明日を映し出す こんな干からびた砂漠でさえ
ゆらりゆらりと揺れている あなたの涙が土を染む