*Poem*



         「no title」              「no title」
         太陽には近づきすぎてはいけないの    ボロボロになった私は
         じわりじわりと肌を焼く         手を付いて立ち上がった
         月にだって近づきすぎてはいけないの   次に歩き出した
         じわりじわりと呼吸を止める       あなたを求めて彷徨いながら
         さぁ、地面の泉に逃げ込んで       光の先には何があるの
         砂漠になっていくこの海で         小さく光る小さな点は
         地面は足りぬと雨を飲む          少しずつ大きくなって
         あぁ、きっと私はどこにいても      やがて生まれ変わる
         じわりじわりと…            天使へと


         「no title」              「no title」
         小さなどんぐり見つけたの         花が枯れて
         小さなダイヤモンドも見つけたわ      月も沈み
         そして そして              私の過去は
         私の目は空を見ている           もう戻らない


         「no title」               「no title」
         君は大事すぎるから                     長い長い道のりを
         傷つけないように                       一台の車が通っていくよ
         傷つけないように                       先には何があるのかと
         だから一歩踏み出せない                  いつかこの山を越えたら
         遠くへ行かれるのが怖いから             未来が広がるように
         だけど一歩踏み出せない                 進めば見えるように
         遠くへ行ってしまいそうだから            だから私は歩き続ける