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大腸がんの化学療法
健診で、便潜血陽性、要検査と言われたら・・・
便器が真っ赤に染まったら・・・
痔なら命まで取られません。あなたは痔主(地主)です。
でも本当は大腸癌の可能性があります。早期発見のため、精密検査を受けましょう。
【大腸がんは日本人で増えている】
現在、日本人の4人に1人はがんで亡くなっています。
がんによる死亡の内訳をみると大腸がんは、男性では第4位、女性では第1位となっています。
【大腸がんの治療は?】
がんを治すには早期発見・早期治療です。
大腸がんの場合、まず検便で微量の出血を調べ、それが陽性の場合、大腸カメラを行い早期発見を目指します。
当院でもカメラには力を入れています。治療は病気の進み具合によります。
ポリープなら大腸カメラで摘出します。
もう少し大きいモノは手術です。
手術で納めきれない場合には、化学療法(抗癌剤治療)や放射線療法もあります。
【化学療法は怖くない】
進行した大腸がんに対していくつかの抗癌剤治療が推奨されています。
抗癌剤治療というと、吐き気や脱毛に苦しみながら入院闘病をするドラマのシーンを思い浮かべる方もいるかもしれません。
しかし、大腸がんの抗癌剤治療は、最近は通院でも受けられるほどに手軽になってきています。
もちろん、入院でも構いません。
大腸がんに対する実際の化学療法の一例を挙げてみましょう。
治療は2週間後とに行われます。抗癌剤の点滴を行うのは最初の2日(48時間)だけ。
それも病院での点滴は2時間ほど。
あとの46時間は風船のような装置に薬液をつめて、風船の縮む力でゆっくりと薬を注入します。
風船を持ち帰れば入院の必要がないわけです。仕事に出る方もいます。
万一、つらい副作用が出た場合には、頓服薬や入院での対応もできますので安心です。
2週間のうちの残りの12日間は、仕事を続けながら、あるいは自宅で家族やペットと過ごしながら闘病できるわけです。
これを2週ごとに繰り返します。月に数回の通院で日常生活と闘病を両立させることができます。
【病院へ行こう】
大腸がんの治療は、カメラから化学療法までいろいろあります。
早期発見・早期治療が大切ですが、早期でない方にも有効な治療があります。
要精査と言われたら、怖がらないで専門病院を受診しましょう。