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中年期以降に肩の痛みを訴え、肩の関節可動域が減少する一般的な呼び名です。
炎症というのは、身体組織に何らかの有害な刺激があったときに起こる防衛反応、周囲の血管は充血し、体液がたまって腫れや発熱、痛みなどが出ます。
ですから五十肩の急性期には肩の痛みだけでなく、これらの炎症症状も見られます。
<症状> よくある症状としては腕が重だるい、腕を取り替えてほしい、肩を絶えずグルグル回したいなどです。
五十肩(50肩)の慢性期 にみられる肩の「こわばり」は、英語では「凍りついた肩」frozen shoulder)と呼んでいます。
肩の炎症症状がおさまった後は「癒着」などを起こし、肩が、セメントで固められたようになり、動きがとれなくなってしまいます。これが五十肩の「こわばり」の原因にもなっているわけです。
炎症が軽いか、ほとんど無い場合でも、長期間、関節を動かさないでいると、中年以降は
癒着などが起こりやすくなります。これを防ぐためには、適切な運動をして関節を動かすようにしなければなりません。
<リハビリ>
五十肩は自分で行うリハビリでかなり改善されます。私の臨床経験からリハビリを毎日行ったクライアントさんは予定治療期間の半分でほぼ良くなっています。
リハビリはたったの3つです。
@ゴムを使って、肩の関節を固定している筋肉のトレーニング、
A傘などを利用して、肩の関節可動域を増やすトレーニング、
Bアイシングです。
<治療期間> 一般的に発症してから、治療に入るまでの期間かかると言われています。夜間痛がある場合は、最低3ヶ月はかかると思います。
しかし、リハビリを行えばほとんど場合、短期間で大幅改善していますので安心してください。リハビリや治療をしなくても安静にしていれば、いつかは治りますが、肩の関節が完全に癒着を起こしてしまい、以前のように腕が上がらなくなる可能性はあります。
<誤解>
患部を温めたほうが良くなる感じがしますが、癒着が起きている場合、冷やしたほうが効果があることはすでにアメリカで立証されています。
<来院目安> 服の着替えが辛い、後ろのポケットに手が回らない。肩より上の物を取ることができない、腕が重だるい、寝返りをすると痛くて目が覚めたとき、治療が必要な時期だと思って来院して下さい。
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