BATSUGUN


・バンプレスト
・1996/10/25
・縦スクロールシューティング


評価

・グラフィック 2
・音楽 4
・内容 3(+1)
・派手さ 5
・総合 4

94年にアーケードに登場した東亜プラン作品の移植+αです。
いろいろとシューティングの楽しみが凝縮された面白いゲームだと思います。

東亜プラン最後のシューティング


東亜プランというと昔からのシューティングファンの間では有名なメーカーですが、
私がシューティングに手を出し始めた時点で既に倒産から10年近くたっていました。

そんな訳でリアルタイムの東亜プランは全く知らないのですが、
縦シューを遊ぶにあたってやはり避けて通ることはできないだろうという事で、
少しづつ過去の東亜プラン作品にも手を出すようになりました。
しかしながら私には難しいものが多く、当時のシューティング事情をいろいろと考えさせられます。

さてそんな中にあってこの東亜プラン最終作のバツグンですが、
基本的にはショット&ボンバーという典型的な東亜プラン縦シューです。
たぶんシステム面でのそれ以上の説明はいらないと思います。

画面を埋め尽くすショット&ボンバーの嵐!嵐!嵐!


うぉおおおおおおおいくぜいくぜいくぜぇぇぇぇ!!!!!
はぁはぁはぁ…、バツグンをプレイした人なら絶対頭にこびりつきますよね、コレ。
あとコンティニュー画面のボイスも。

このバツグンは経験値や3種の自機から選択などのシステムがありますが、
上に書いたように基本的にはショット&ボンバーの縦シューです。

では特徴がどこにあるのかといえば、やっぱりゲーム自体の難易度やテンポ、
熱い弾避けなどゲーム自体の面白さにあるのではないでしょうか。

見た目には近年の弾幕シューティングほどではないにしても敵弾がドバッと撒き散らされる上、
自機の攻撃もレベルアップするほど派手になっていくため、一見初心者お断りの感があります。
ところが実際には1〜3面は他の東亜プランシューティングに比べても簡単で、それでいてゲーム自体のテンポも速くサクサクと進みます。それに比べると4面 と5面の長さと難易度はなかなか厳しいものがありますが、まぁ一応アーケードシューティングなんで頑張ってくれという事なのでしょうな。

音楽もかなり熱くて、特に4面は前述のように長いのですが、
リズミカルな曲とスピード感溢れる空中戦のマッチ具合は最高です。
いかにもシューティングの曲って感じでいいよね。

キャラクターもなかなか個性的で、特に2人同時プレイ時のかけあいは楽しめること請け合いでしょう。
派手な見た目と爽快感、緊張感ある弾避け、そこそこの難易度、速いテンポ、熱い音楽、楽しいキャ ラクター…何ていうのでしょうか、シューティングの楽しさを味わってもらうための配慮みたいなものが随所に感じられるのですね。
もし東亜プランがこのバツグンをもっと早いうちに出していたら倒産する事も無かったかも…などと
要らぬ考えが頭をよぎったりしますが、
バリバリシューティングを遊びたいという人でも、シューティン グ入門者の方でも幅広く楽しめるシューティングだと思います。

SPバージョンの話

実はこのサターン版には通常版のほかにSPバージョンも収録されておりまして、
こちらの方もすこぶるオススメです。といいますか、人によってはこちらの方が本体という人もいてもおかしくないでしょう。内容の+1はこのSPバージョン を含めた点数なのです。

このSPバージョンは通常版からいくつか変更点を加えたもので、
「4周13面(通常は1周5面)」
「1人でもダブルボンバーが使える」
「レベルアップ時に1回だけ敵の攻撃を防ぐバリアが付く」
「当たり判定の縮小」
「2周目以降は打ち返し弾多数」
といった辺りが主な変更点です。

特にバリアと当たり判定縮小のおかげで1周目だけなら通常版よりかなり簡単です。
2周目以降の打ち返し弾は弾幕シューティングを思わせるくらいで悠長な事を言っている余裕はないのですが、バリアのおかげで結構強気に弾避けができたりす るのもこのSPバージョンならではです。
バリアがなくなると途端にドキドキもんになるんですけどね。



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