last update:Feb.-97
Words by Ted Koehler/
Music by Harold Arlen
(1934年)
出来るだけ長生きしてずっと君を愛し続けたいけど、
多分僕が望むほどには、長くは生きられないんだろうな。
人生はそんなに長くはないから。
でも、生きている限り君を愛そう。
ダイアモンドとかいろんなものを、たくさん君にあげたいけれど、
僕がそうしたいと思っているほどたくさんは、あげられないかもしれない。
でも約束するよ。
生きている限り、あげたいと思い続けるってことを。
今までは全然無頓着だったけど、今はびくびくしてるんだ。
長生きできないんじゃないかって。
だから、雨の日にはレインコートも着るし、
毎日りんごも食べてるし、その上、お医者にもかかってるんだ。
長生きしてずっと君を愛し続けたいと、
僕が望むほどには、長くは生きられないかもしれない。
そうだとしても、約束したからには、
命ある限り、君を愛し続けるよ。
ハロルド・アーレンとテッド・ケーラーは、1932年から1934年まで、「コットン・
クラブ」でショーをてがけていたそうですが、それはその時作られた曲です。ショー
というのですから、なにか少し”お話し仕立て”になっていたのかも知れません。
主人公は中年過ぎか、初老の男性で、年をとってから、かなり若いかみさんをもらっ
た人じゃないかと想像しています。
若い頃は、「自分がいくつまで生きられるか」なんて考えもしなかったし、健康を気
づかうなんてこともしなかったけれど、私も中年と呼ばれる年になってみて、この歌
の主人公の心情が本当によくわかります。若い時代は、夢や希望がいっぱいあって、
「自分のために生きている」という気持ちが強かったですが、年を重ねるにしたがっ
て、「人と共に生きたい、人のために生きたい」という思いが強くなってきました。
こういう中年や老年の心情を歌った歌というのは、あまり多くはないように思います
が、「愛する人と共に生きるため、出来るだけ長く生きたい」と歌うこの歌は、しみ
じみ、いい歌だなあと思います。
年代順「ジャズ詩の旅」
このホーム・ページの1930年代の曲
But Not For Me(1930)/
Georgia On My Mind(1930)/
Love For Sale(1930)/
On The Sunny Side Of The Street(1930)/
All Of Me(1931)/
Willow Weep For Me(1932)/
It's Only A Paper Moon(1932)/
As Long As I Live(1934)/
Summertime(1935)/
Caravan(1937)/
My Funny Valentine(1937)/
Over The Rainbow(1938)/
What's New(1939)/
All The Things You Are(1939)/
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