自作ヘッドホンアンプ



オーディオ

1.ヘッドホンアンプの制作


制作

 ベーシックアンプの3段化で気を良くした@管理人(私)勢いでヘッドオンアンプも作ってしまいました。

もちろんぺるけ氏設計によるもので、結果から言えば非常にGOODな音でした。 簡単なレポートですが最後までお付き合い下さい。

ぺるけ氏の「Building My Very First Tube Amp講座」プリアンプ&ヘッドホンアンプのページは ここから


基板

 プリント基板から作成しました、アンプの基板の制作は初めてで左右対称の配置に苦労した、サイズは150mm×100mmからアンプ本体と電源基板を作成。
パターンはフリーのPCBEで作成、毎回新しい部品を使うたびに部品登録をおこなって、またこれが楽しいものです。

抵抗は1%の金属皮膜抵抗、コンデンサはカップリングが「ブラックゲート」電源は「ニチコンFG」すべてラジオデパートの「海神無線」で購入

FETとTRは数十個購入して、別ページで紹介している選別冶具で選別、TRはhFEとVbeで揃えてみた。
選別データは K1701組目が「-0.172 6.90mA ・ -0.170 6.80mA」2組目が「-0.175 7.21mA ・ -0.179 7.36mA」


電源基板

 TRの選別の続き

C1815Yは1組目が「159 0.614V ・ 164 0.615V」2組目が「156 0.616V ・ 155 0.614V」で選別
コンプリ A1015/C18151組目がhFEのみ「220 ・ 272 」2組目が「 220 ・ 272 」
終段コンプリ A1358/C34211組目が「198 0.518V ・ 194 0.533V」2組目が「207 0.528V ・ 183 0.523V」で選別

電源基板は「ニチコンFG」とMUSEのFX これも「海神無線」で購入、電源のダイオードはオーディオ用


基板裏面

 半田付け後の基板処理はサンハヤトの電子機器洗浄剤「Hi-SHOWER」で綺麗に洗浄する、ポイントは一度吹き付けて しばらく放置(2,3分)おいてから洗い流す様に行うとピカピカになる
乾燥したら、サンハヤトの絶縁コーティング剤「Hayacoat」でコーティング乾燥には1日位置いた方が良い、この「Hayacoat」は 処理後も直接半田付けも可能(臭いはきつい)、絶縁性は別ページで紹介している「ソーラ電照菊」の基板処理で確認済みである。


部品配置・プリントパターン図



ケースとアクリルパネルの加工

 ケースは適当なサイズで衝動買いしてたもので持ってたもの、アクリル板は電子工作のタイマ、温度計などの表パネルに使って 仕上がりが良いので、今回もスモークの2mmを採用

このアクリル板には重要な役割が+αとして後からでてきたもので、3.5mmのヘッドホン端子の−側がアース一体型であったため、ボディアースから絶縁する(アクリル板に取り付けて2点アース防止)役割も果たしてくれた。


配置とパーツの取り付け

 トランスは18v-018v 0.2A で、「低周波シールド用銅箔テープ」なるものも巻いてみた、これは電子工作の時に良く使っているもので効果の程は良く判らない。


配線

 ボリューム、ヘッドホン端子、電源スイッチ等、配線は専用のものでなく一般の耐熱電線

電源スイッチは照光押しボタンでブルーのLEDを取り付けたのだが長さを合わせ先端はヤスリ等で尖らせないと上手く入らない!苦労した(笑)

押しボタン部分にはOHPシートで文字を挟み込こんで透過させるのでLEDの明るさは思考錯誤で現場調整を行った。


入力端子、電源周りの配線

 入力のピンジャックはそのままアース出来るタイプで、アースラインはアンプ基板のど真ん中から太めの電線でもってきてそこで1点アース。

シールド線でボリュームまでもってゆき、アースはピンジャックで取っている

最終的にはピンジャックの絶縁タイプのものをあと一組パラ接続で追加している。


調整

 調整箇所はないが、電源を入れて各部の電圧・電流のチェック、この時ばかりははやる気持ちを抑えながら慎重に

ぺるけ氏のHPを見ながら各部をチェック、アンプ部の電源電流値の片チャンネルが48mA〜49mAでこれで悩んだ、師は「B+側の51Ωの抵抗の両端電圧を測定して計算すればそこに流れている電流がわかります。90〜100mAから極端にかけ離れていないか確認します」と書いてある、つまり両チャンネル分ってことだったのですね

ほぼ近い電圧・電流値で完了、音だしが楽しみ。


音だし

 早速音だし・・・楽しみな瞬間である、CDプレーヤーはTU878CDこれはセラロックをクリスタルに交換、電源にブラックゲート、デジタル回路にOSコンと改造したもの

出てきた音はううううん綺麗だけど固い!?その時はちょっとがっかりしてました。

実はヘッドホンは今まで使ったことがなくて昨年初めて購入SONY(MDR-Z900HD)買ったままで音も出してなかった。アンプのコンデンサのエージングも進み、みるみるうちにいい音に変化していった、この変化がまた楽しい〜今はもう手放せないと言っても過言でないですね。 ハム・ノイズは比無です。

師に感謝です、実は家内から欲しいと言われ、もう一台分の部品を購入していたので早速制作に取りかろうとしてるところです。

最後まで読んでくださった方ありがとうございました、今から制作しようとされてる方は是非おすすめの一台です。


2008/6/1更新
変更

 師が「Building My Very First Tube Amp講座」プリアンプ&ヘッドホンアンプのページで指摘されたSEPPの電源とカップリングコンデンサの増量(容量)もやってみました。
電源をニチコンファインゴールド2200μF→4700μF、カップリングをブラックゲート1000μF→2200μFに変更、私の場合ほとんど変化は感じられませんでした。元々低音も出ていたし音もクリアーそのものでした。


改造

 CDプレーヤーのTU878CDの改造をほんの少し

バッファーのカップリングコンデンサ0.47μF(フイルム)をASCポリプロピレンフィルムX363シリーズの0.47μFに交換、 信号ラインに入ってる抵抗(カーボン)をすべてオーディオ用に交換し、 CDトランスポートに繋がってる電源「実測6.7V」をニチコンFG 16V2200μFに交換。

コンデンサは「三栄電波」、抵抗は「海神無線」どちらの店も回路図持って行くと何が良いか一緒に考えてくれる良心的なお店。

出てきた音は、もちろんエージングが必要だがクリアーになった。今のところTU878CDの改造は上手くいってる。


※ご意見は質問は「質問コーナー」からリンクを希望される方は必ずメールでお知らせ下さい。

関連リンク

「情熱の真空管」 http://www.op316.com/tubes/tubes.htm

「海神無線」http://www.tokyoradiodepart.co.jp/KAIJIN/

「三栄電波」 http://www.san-ei-denpa.com/html/gaiyou.html

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−記−2008/03