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夜の戦士(上)

川中島の巻



【主人公紹介】

丸子笹之助・・・・・・忍びでありながら情に脆く、何度も女に騙される男。塚原卜伝に弟子入りすることによって、剣術の極意をも手に入れて しまうその実力は本物である。


【ショートカットストーリー】

⇒ コメントの術

近江国甲賀郡・若宮八幡宮の境内に捨てられていた赤子は、甲賀の頭領山中大和守俊房の下男に拾われる。

岩根伝蔵夫婦にあずけられた赤子は笹之助と名づけられ、すこやかに成長する。笹之助は五歳の夏より忍びの修行を受け始めた。

笹之助が十五歳のとき、伝蔵は今川家の忍者として、三河・安祥の城攻めに加わるが帰らぬ人となった。笹之助もいずれ働かねばならない。

笹之助は、伝蔵と共に今川家に投入されていた下人・孫兵衛の下に付き、修行を開始する。

伝蔵が死んで二年後、その妻・小里が死んだ。死ぬ直前の小里と孫兵衛の会話から、笹之助は自らが捨て子であったことを盗み聞いた。 だが笹之助に特に影響はなかった。

二年後、北条氏康に雇われて孫兵衛と笹之助は上杉謙信の動向を探る為、越後の国へ潜入する。しかし、 上杉の女忍者の誘惑に負け、持ち帰った情報が仇を成し、北条氏康の怒りを買って報酬も得られず、甲賀の信頼を損なう結果となった。

孫兵衛が怒るのは当然だが、それから二年。孫兵衛の厳しい修行に耐えた笹之助は、のちに三度ほど仕事を成功させ信頼を取り戻した。

この間、女色を絶つことを厳命されていた笹之助であったが、山中俊房が笹之助をためすために向けた女忍者にまんまと引っかかった。 巡礼姿の少女を家に泊めたのである。少女は於万津といって俊房直属の女忍者で年齢は三十二だという。笹之助は驚嘆した。

二十三歳となった笹之助と孫兵衛に大命が下る。甲斐の武田晴信(信玄)を刺せと。今川義元からの依頼だ。今川と武田は同盟を結んで いるにもかかわらずである。

笹之助は塚原卜伝の弟子となり、武田晴信へ口利きしてもらい潜入し、孫兵衛は別の口を捜すこととなった。甲賀を発した笹之助は 数日後、常陸の国へ到着し、卜伝の弟子となった。

笹之助は相模の国丸子の里出身・丸子笹之助と名乗り、甲賀忍者だということをさとられないよう修行を受ける。

その谷水を見よ。一年でも二年でも、見つめつづけよ。谷水はかなりの速度をもって下へ流れていく。 たわけたことを・・・・・・。だが甲賀忍者としての秘命をなしとげるためには、従わねばならなかった。

四ヶ月後、卜伝は来た。笹之助には水の流れがひとつの粒となって見えていた。「おのれに襲いかかる相手の動きは、水の流れよりも 容易にそなたの眼でとらえることができよう」修行は終わったのである。

卜伝は笹之助に訊ねた、おのれの身と託すとしたら何処の大名がよいか。笹之助は答えは決まっている。

「私は甲斐の武田晴信公の家来となって働きとうございます」

甲賀の地を発して一年、笹之助は卜伝に連れられ甲斐の国へと足を踏み入れた。 卜伝一行を歓迎した武田信玄は卜伝の秘太刀を見たいという。卜伝は自分の代わりに笹之助を推挙した。仕官の足がかりにしてくれたの だ。

下総の剣士藤田将八と立合う笹之助。相手の体が水の一粒一粒に見える。その水の粒が固まりあって眼前に迫ったとき、笹之助の 太刀は打ち下ろされた。藤田将八を倒した笹之助の仕官は叶ったのである。笹之助は信玄の息子太郎義信に付くことになった。

数日後、卜伝は甲府を立った。卜伝は別れ際に言った。「若者よ。悔いなく生きよ」力づよいその一言に、思ってもみなかったなつかしさ、 したわしさが胸にこみあげ、笹之助の眼はうるんだ。

一年後、今川義元が織田軍の急襲をうけ死んだ。依頼主が死んだのである。これはどうなるのか。だが、於万津からの知らせによって、 そのまま続けよとの命令が届く。

甲府へ入った笹之助は信玄に呼ばれ言葉をかけられた。数名の侍女たちの中に、久仁がいた。笹之助は眼をうばわれた。

番所勤めとなり潜入していた孫兵衛と談合する笹之助であったが、厳しい警固によりなかなか信玄に手を出せない中、脳裡に浮かんだのは 久仁であった。

笹之助は女を利するためにと、自分にいいきかせながら久仁との接触に成功。その後、出会いを重ねた二人。笹之助は久仁から 少しずつ信玄の生活や寝所の様子などを探り出した。

ときに久仁から御寝所の床下から水の流れる音が聞こえると聞いた笹之助は、濠の水が本丸御殿の床下に流れ込んでいるのではと思い、 孫兵衛へ伝えると、さっそく孫兵衛は濠へ潜る。孫兵衛の調査で、たしかに濠の水は信玄居館の床下へ流れ込んでいたのである。

それから数日後、笹之助は久仁と会っていた。首尾よく信玄を殺し逃げ終せたときは、久仁も一緒に甲賀へ・・・・・・。だが二人の会話を 孫兵衛が聞いてしまったのである。

笹之助が久仁を連れて逃げてしまうことを恐れた孫兵衛は、笹之助を始末しようと襲い掛かるが返り討ちにあう。 右眼に飛苦無を叩き込まれた孫兵衛は残った左眼で笹之助を睨みつつ去った。その後、笹之助と久仁は、信玄に尋問され締所に入れられた。

いよいよ上杉謙信との決戦を決意した信玄は準備にとりかかる。笹之助は締所から引き出され義信の部隊に加えられ、信玄を討つ決意を した。信玄を刺せば秘命を遂行したことになるから、裏切り者としての制裁を受けずにすむと考えたのである。

太郎義信の部隊は海津城へ到着。そのあたりは『川中島』とよばれていた。 久仁が締所から出されたころ、信玄は酒宴をひらき、軍師・山本勘介に言った。「笹之助は、どこのまわしものかの?」傍らから 取り出したのは飛苦無であった。

信玄は笹之助をそのままにすることにした。「おのれの恋と、忍者としての宿命とを、いかに処置する か―――これは、見ものじゃ」信玄は楽しげに笑った。

上杉軍は越後を越え、妻女山に陣取った。信玄は茶臼山に陣をしき、千曲川をはさみ謙信と対陣した。 睨み合いがしばらく続くなか、信玄らの談合を聞く為、床下に忍び入った笹之助は誰かの気配を感じ、追跡のうえ捕らえた。

かつて笹之助 が誘惑に負けた上杉の女忍者たよであった。笹之助は孫兵衛の様な冷然たる性格にはなりきれないらしい。笹之助はたよを逃がす。

霧深い中、両軍はついに激突した。太郎義信の部隊に加わっていた笹之助は、信玄の下へ向かい、義信との連絡の為そこに残された。

上杉軍の攻撃は凄烈をきわめた。笹之助は信玄の後ろにひざまずいていた。今なら刺せる。誰も笹之助を警戒していない。突如、信玄は 笹之助を呼び、「まだ、余を斬れぬのか」笹之助は蒼白になった。気づかれていたのである。そんなとき信繁討死の伝令が飛び込んで来た。

劣勢のなか、信玄は太郎義信に出るよう笹之助に伝令を命じた。得体の知れぬ力に撲りつけられたように笹之助は義信のもとへ駆け出した。

躍り出る太郎義信の部隊、そのどさくさに紛れ本営に迫った孫兵衛を退けた笹之助であったが、奇襲を掛けてきた謙信に気づき、すぐさま 信玄のもとへ向かう。殺到する謙信へ信玄の肩越しに槍を繰り出した笹之助。謙信は騎馬に守られながら遠ざかっていった。

そこで届いたのは援軍の知らせ。上杉謙信は総退却を開始した。決戦は終ったのである。弟信繁、軍師山本勘介を失った信玄は悲しみの なか、笹之助の前に来ると、於久仁と夫婦になれと言った。

五年後、信玄に呼び出された笹之助は尾張行きを命じられる。信玄は今川義元を討ち、勢力を拡大しつつある織田信長と手を組むという。 そして信長に邪魔者を一掃させ、その後信長を討つというのだ。

信玄は信長の考えを知る必要がある。出発を二日後に控え、自邸へ戻った笹之助の前に上杉の女忍者たよが現れた。 しばらく動きのなかった甲賀忍者が動き出したと伝え、そのまま去った。

そのころ駿府に住んでいる信玄の父信虎は手紙を書いていた。息子晴信(信玄)と手を結ぶ為である。 信虎は息子信繁に後を継がせたいと考えていた。

しかし、川中島にて信繁は戦死。その後、甲賀忍者の襲撃は絶えた。信虎の中止命令が下ったのである。今川義元の名を使い 信玄暗殺の依頼をしたのは信虎だったのだ。今川義元が死んだ後も信玄が狙われたのはこのためである。

手紙を携えた沼山平十郎は供を二名従え、駿府を発つが、安倍川渓谷の山道で平十郎は於万津に襲われ手紙を読み取られる。 馬を奪い走り去る於万津の前に笹之助が現れた。

笹之助は信玄の為に、 於万津は織田信長の為に働く。互いの道は決別したのだ。襲いかかる於万津をかわし、馬を奪い走り去る笹之助。その姿を見ながら 於万津は唇を噛むしかなかった。

甲府へ着いた平十郎は信玄に会い、信虎の意思を伝えるが、信玄は軽くあしらうようかのように平十郎を帰した。笹之助からの手紙で 甲賀忍者が再び動き出したことを知ると、笹之助に帰還命令を出す。

尾張・清洲城下町で探りを入れていた笹之助は、上杉忍者たよがもたらした情報の確証を得るため、清洲の城へ忍びこむことを決める。 清洲城をじっと眺めていた笹之助。そこで繰るわ曲輪の外へ富裕な商人と見える老人が出てきた。

笹之助は息を呑んだ。甲賀頭領・山中俊房!!その山中俊房が清洲城内からあらわれたということは、甲賀と織田信長の結びつきは 確定的であった。

三人の下僕を従えた老商人が笹之助の前三間ほどのところまで来た時、馬のひづめの音がぴたりと止まった。全身が固く引き締まる笹之助。 まさか気づかれる筈は・・・・・・笹之助は握り飯を食べつづけた。

「笹じゃな」馬上から声がかかった。迫る殺気を厭でも感ぜずにはいられない。

「気の毒じゃが、死んで貰わねばならぬ」下僕三人に囲まれた笹之助は俊房の放った飛苦無を肩に受けながらも矢のように 走りだした。騒ぎに気づいた騎馬武者たちも駆け出してくる。うなる十方手裏剣をかわした笹之助の前に俊房が降り立った。

押し寄せる城兵たちを制した俊房の太刀がゆるやかに上りはじめた。脇差を振りかぶる笹之助。塚原卜伝より伝授した剣法をもって 立ち向かうより仕方がない。笹之助はもう迷わなかった。

どれほどの刻がたったか、俊房がかすかに唸ると「わしの手には負えぬわ」俊房は退いたのである。それと同時に城兵たちは笹之助に 殺到するが、笹之助配下の援護により笹之助は脱出した。

今川家に潜入していた武田の間者の知らせにより、太郎義信をそそのかして内紛を引き起こせさせようとしているとの情報を得た笹之助は、 密談が行われるという臨済寺へ忍んだ。

今川氏真、三浦成常らの密談は白昼行われた。だが警戒の厳しくなる三日前から天井裏に潜んで いた笹之助はなんなくすべてを聞きとった。

甲府から来た長坂源五郎は今川の騎馬にまもられ出て行った。ただちに甲府に引き返すに 違いない。源五郎より先に甲府へ戻らなければならない笹之助は、焦る気持ちをおさえ、日が暮れてから臨済寺を出た。

笹之助は箱根山と愛鷹山の山間を須走口へ抜け、御坂峠を越え、甲府手前にある石和へ出るつもりであった。大変なまわり道である。

むろん甲賀忍者の追跡をくらますためだ。なんとしても長坂源五郎のような家来から義信を遠ざけ、信玄と信義の親密さを取り 戻さなければならない。

走り行く笹之助に孫兵衛の声が掛かった。もうひとつ裏をかくべきであった。予想以上に動員され た忍者たちから、息苦しくなるほどの殺気が押し詰めてくる。

「覚悟せよ!!」孫兵衛の声と同時にいっせいに矢が飛んできた。

草に伏せ身を転じて飛苦無を投げつつ草原を走り出す笹之助に殺到する忍者たち。草に血がふりまかれた。入れ替わり、たち替わり 斬り込んでくる甲賀忍者の攻撃に、笹之助の呼吸は荒くなる。孫兵衛が草を割って、笹之助の前に姿を現した。

「今日こそは、おぬしを仕止めねばならぬ。今日こそは・・・・・・」

孫兵衛の太刀に対し、笹之助は脇差を上段にかまえた。孫兵衛が草の上を跳び、二人は影のように交互した・・・・・・!!


【コメント】

⇒ ショートカットストーリーの術

忍びに生涯を掛けた笹之助を描く熱いストーリーだ。 まず信玄暗殺の為に行った陰忍。笹之助が塚原卜伝に弟子入りして武田家に仕官するまでの話について。

ずいぶんとベタな弟子入り志願法だが、玄関の外で座り込みして入れてくれるまで動かんという。誰が最初に始めたのかは知らんが、現在 でもよく話しに使われる手法だ。

さらには忍びならではの死んだふりまで使うという芸達者ぶりを見せてくれる。笹之助は座り込みの間、飲まず食わずのふりで忍びの 丸薬を口にしている。

ここで前から不思議に思っていたことだが、忍びは情報収集 のために、屋根裏や床下に何日も潜伏したりするが、それで時には激しい動きをする忍びの肉体を維持できるのだろうか。

空腹感は丸薬で何とかするとしても、数日となると筋力は衰えてしまうのではということ。現代プロスポーツ選手などは、一日練習を 休んだりサボったりすると、取り戻すのに三日かかるといわれているのだが・・・・・・。

肉体を削ってでも目的を達成するというのが忍びの姿だという結論に至った。やはり忍びの覚悟は違う。でもうんことかどうすんだろ。 食わないから出ないのか、それとも便秘・・・・・・

はっ!?もしや丸薬が正露丸のような役割を果たしているのかっ!だが忍びの丸薬の製法 を調べるに、逆に腹を壊しそうな感じもするが・・・・・・真相は謎である。

笹之助が流水を見る眼と精神力の修行を受けたとき、「たわけたことを」と言いたくなる気持ちはよくわかる。最初に目的を言ってくれれ ばよいのに、それを言ってはくれない。

達成したときに、ああそうだったのかという感動はたしかに大きいかもしれないが、明らかに 能率が悪いといえる。笹之助はすでに忍びの修行を終えて肉体が出来上がっていただけに、その思いは人一倍大きい。 もっとも卜伝も笹之助の肉体の強さを見抜いての行為だったんだろうけどね。

とある大人が物理の授業なんか社会に出て何の役にも立たないと言う。たしかに一般的な営業などの職に就く人にはまったく必要ない。 だが技術・開発系の職に就く人などにとってはイヤというほど使っていくものである。

つまり目的がはっきりしないまま、学校の授業は 進められるため、嫌いになる子は多い。授業を始める前にその必要性を説いていく必要がある。義務教育では進む道の幅を拡げる ために、片っ端から学ぶ。全員がミュージシャンや芸術家になるわけでもないのに、音楽や美術の授業があるのはそのためである。

いる人にはいる。いらない人にはいらない。子供のうちからこれしかやらないと決め付けるにはリスクが高いので、義務教育では 幅広く学ぶのである。逆にある程度の年齢になり将来絶対○○になると決めた場合は、それに必要なことを重点的にやっていけばよい のであるから、効率が良い。

早い方がなお良い。一番悪い例はとりあえず大学に入って・・・・・・などと目的も持たずに惰性で人生 進めていくと、安月給の俺様みたいな負け組みの仲間入りとなるのだ。気をつけたまえ!

話は戻るが笹之助は忍びの技に加えて、見るという精神力と見切りの強さを手に入れ、 武田家へ仕官することになる。卜伝が去り際に笹之助へ送った一言

「若者よ。悔いなく生きよ」

別に好きで弟子入りしたわけじゃないのに、ともに過ごした時間は忘れられない。全てを見透かし、それでもすべてを包み込む ような暖かい言葉に、感情的になってはいけない忍びの笹之助の胸に熱いものがこみあげると同時に、俺の胸にも熱いものが こみあげてきた。ちょっといい話シ〜サ〜だったぜ!

その後、命を狙っていた相手、信玄に心打たれて笹之助は甲賀を裏切ってしまうわけだが、その時、笹之助は何を感じ取ったのか? 自分の正体を知っていながら泳がされていたことに感服したのか、己を殺そうとした笹之助にさらに圧力をかけて服従させた高圧的な 態度に惹かれたのか、それとも正体を見破られていたことに対する動揺を突かれおかしくなってしまったか。

いや違う。信玄というどでかい男に惚れてしまったのよ。変な意味ではない。男が男に惚れるということ、わかるだろ! こいつなら何かやってくれそうだ、こいつの行く末を見てみたい。そういう男に笹之助は出会ってしまったのだよ。

そんな男に会ったことはあるか!俺はそんなどでかい男には会ったことがない。一国の首相(現時点では福田)でさえ、信用できない昨今。 俺の周りはちっちぇ〜ヤローばっかりだ!

そしてかつての仲間たちと決別し、自分の決めた道を貫くためにぶつかり合う。孫兵衛や於万津は甲賀の名を汚さないために笹之助を 襲うが(裏切り者が出たとなれば甲賀への信頼が下がり仕事の依頼が減る為)、なぜ笹之助は己の身を危険にさらしてまで甲賀を 裏切ったのか。

自分に自信があったんだ。上の人間に何と言われようとも揺るがない心。笹之助は実際に信玄に会って人間性に触れ、 必ず信玄が天下を獲るであろうと感じた。だから信玄を暗殺しようとする甲賀の方向性は間違っていると。だから裏切った。

そこまで己を信じて道を貫くということが俺に出来るだろうか。いや、出来ない。言われたことをそつなくこなす事も現代社会においては 重要だからだ。そしてまずなにより己の技能に自信がなければ道は切り開いて行けないのだ。俺は腑抜けだった!

自分をもっと磨かねばならないというのに、知らぬ間にぬるま湯に浸かっていたのだ!だがもうこの話を読んだおかげで、惰性で人生を 送ることはない。俺も笹之助のように生きる。この決意を胸に俺は今日も走り出すのだ。

下巻へ続く



なんか手裏剣とか売ってたよ!伊賀流忍者店!

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