「おじいちゃ〜ん!!」
私が生まれ育った『家』、そこにはいつも大好きなおじいちゃん。
そして、先生と〜、お姉ちゃんと〜、お兄ちゃんと〜、妹と〜、弟と〜…。
『家族』皆で幸せに暮らしてた〜。


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疑問



「おじいちゃ〜ん、なんで私にはツノがあるの〜?」
ある日湧いた素朴な疑問。『家』には私以外のナイトメアもいたけど〜、私のツノを奇異の目で見る人はいっぱいいた。あ、もちろん『家族』ではそんな人はいなかったけど〜。
「ん?んん…。そうだなあ…」
おじいちゃんは苦笑い。この顔は前にも見たことがあった。その時の質問は『なんで私にはお母さんとお父さんがいないの?』だったなぁ〜…。
だから、なんとなく聞いてはいけない質問なんだと思った。
「わかったよ〜、おじいちゃん〜」
「…何も言ってないぞ?」
「いいの!わかったんだから〜」
そう、私にはわかった。誰かを困らせるような疑問を持つ必要はないって事を。
今が幸せならそれでいいんだって事〜。
 
 
きゅっ。
お気に入りの青いリボンをツノに結ぶ。
冒険者になってから、ツノが生えている人ともいっぱい会った。
だから気にすることなんてないよね〜。
今、私は幸せだから〜。
だから私はがんばるよっ!みんなのために〜。
 
 
フロスト@アキナ SW2.0