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アキナとルイと
アキナ「わ〜、久しぶりだ〜」
ルイ「わぁ、いいところですねぇ」風景を眺めながら
アキナ「全然変わってない〜。懐かしい〜」
アキナ「皆、元気にしてるかな〜」
少年「あ、姉ちゃん!アキナ姉ちゃんだ!皆、アキナ姉ちゃんが帰ってきたー!」
で、わらわらと子供達がアキナの周りに集まってくる
ルイ君の周りにも
ルイ「さすがアキナさん、大人気ですね」
少年A「姉ちゃんー!久しぶりー!」少年B「元気してたかー!」
少女A「わー、うさぎさんだー」少女B「ふわふわもこもこー」
アキナ「えへへ〜。ルイ君ももてもてだね〜」
ルイ「うさぎではありません、僕はルイです」
わーわー、きゃーきゃー
老人「なんだい、皆?どうかしたのかい?」
アキナ「あ〜、おじいちゃ〜ん!ただいま〜!」
ルイ「あ、こんにちは。はじめまして」子供たちにもみくちゃにされてるんだろうな、、、
老人「おお、アキナ!久しぶりだね。元気だったかい?」
老人「それと、そちらは…?」>ルイ君
アキナ「ルイ君っていうの〜」
ルイ「ルイです。よろしくおねがいします」お辞儀
老人「おお、君があのルイ君か。よろしく」
ルイ「えっと、多分そのルイです」
老人「アキナから手紙でいろいろ聞いているよ」(ちょっと複雑な表情
老人「まあ、立ち話もなんだし、中にどうぞ」
ルイ「あ、はい。お邪魔します」
 
老人「まあ、適当にすわってください。今、お茶を…」
アキナ「あ、私がやるよ〜。座ってて〜」
ルイ「あ、はいお構い無く」
アキナ一時退場
老人「…しかし、驚いたよ。つい最近、ここを出て行ったばかりの子が立派になって帰ってきたからね」
ちなみに婚約云々まではまだ言ってない
ルイ「はい、僕もアキナさんには助けられてばかりです」
老人「そうか…」
老人「ルイ君、といったね?君は彼女…アキナのことをどうおもっているんだい?」
ルイ「彼女は、、、強い女性(ひと)ですね、いつでも、どんなときでも、笑ってくれます」
老人「そうか…」
ルイ「僕は、そんな彼女と、ずっと一緒にいたいと、、、思っています」
老人(ちょっと驚く)
老人(笑って)「そうか…なんというか、少し複雑だが…」
アキナ「は〜い、おまたせ〜」
ルイ「僕に彼女をどこまで幸せに出来るかはわかりません、でも、彼女と一緒に幸せになる自信ならあります」
ルイ「だから、、、(立ち上がって)おじいさん、アキナさんを僕にください」頭をさげる
アキナ「ルイ君…」
老人「………」
ルイ「あっ、アキナさん、、、」アキナさんが聞いてると思ってなくてアセアセ
アキナ「おじいちゃん…わ、私も!ルイ君と一緒に必ず幸せになるよ〜!」
老人「(ルイ君に頭を下げて)…幸せにしてやってください」
老人「私は応援するよ。子供達の幸せならなおさらね」
ルイ「はっ、はいっ!ありがとうございます!」
子供A「なになに〜?」子供B「お姉ちゃん結婚するの〜?」子供C「うさぎさん〜」
やんややんや
ルイ「えっと、その、、、はい、そうです」子どもの頭を撫でながら
アキナ「うん、幸せになるよ〜」
 
老人「やあ、悪いね。こんな時間に」
ルイ「いえ、どうかされましたか?」
老人「一応ね。君には彼女の話をしておこうと思ってね」
老人「彼女の知らない、彼女の話を、ね」
ルイ「アキナさんが、、、知らない?」
老人「ああ、彼女がこの孤児院にやってきた理由」
ルイ「、、、はい」
老人「君がこれをどうするかは自由だ。ただ、私はもう老い先長くない。だから、君に託そうと思ってね」
ルイ「はい、、、」
老人「彼女がこの孤児院にやってきたのはある暑い夏の日のことだったよ」
彼女は生まれて間もなくここにつれてこられた。1人の男によって
男はルーフェリアでは少し名のしれた貴族でね。最初にここに来たときは何事かと思ったよ
聞くと、彼は彼女の父親だそうだ
彼は言ったよ「預かってくれ。このままじゃ俺は殺してしまう」と
話を聞くと、彼の奥さん…彼女の母親は彼女を生んで息を引き取ったそうだ
その上にナイトメア。彼は醜聞を恐れ、最初は本当に彼女を手にかけようと思ったらしい
それでも、残っていたんだね。それは理性かはたまた愛か。それは定かではないけれど
とにかく、彼は思いとどまった。
でも、彼は自分の元には置いて置けない。だから預かってくれ、と私に頼んだよ
私は彼女がとてもかわいそうでね。彼を責めたよ
老人「でも、本当は誰も悪くなかったのかもしれない。悪いのはたぶん、運命だったんだよ…」
老人「これが、彼女の出生の秘密。つまり…彼の父親はまだ生きているんだ」
ルイ「そう、だったんですか、、、」
老人「いまさらかもしれないがね」
老人「暗い話をして悪かったね」
ルイ「い、いえ、その、、、」
ルイ「彼女は、、、彼女はそれでも強く生きています」
ルイ「これからも、僕が支えます。だから、、、おじいさん、安心してください」
老人「ありがとう…。アキナが選んだのが君で、本当によかった…」
ルイ「いえ、僕の方こそ、ありがとうございます」
ルイ「お母さんが産んでくれて、お父さんが思いとどまってくれて、おじいさんが育ててくれたから、アキナさんに出会えました。だから、僕はみなさんに感謝しています」
ルイ「ありがとうございます」頭をさげる
老人「ルイ君…改めて、アキナを頼んだよ」
ルイ「はいっ!」
フロスト&しぇる@アキナ&ルイ SW2.0