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料理と剣
家を襲われ、妹と生き別れになり、道に倒れていた俺は助けられた。助けてくれたやつとは途中まで
修行の旅をして別れた。
俺は生きるためにいろんなことをした。と言ってもほとんど戦うことばかり。傭兵稼業ってやつ
それでも、俺はまだガキだったからうまくいくわけがない。
そんな時、ひとつの店の用心棒をやることになった
俺みたいなガキを雇うなんてどんな店だろ?と思って行ってみたら、普通の定食屋だった
「あ〜、暇だから。皿洗いとかも手伝ってくれ。お金は払うから」
と、暇そうな時は店主が言ってくる
とりあえず、お金がないと飯も食えないから。言われたようにやる。でも、当時の俺は皿を洗うだけでもかなり時間がかかった
それでも、店主は俺を居させてくれた。それどころか、一から料理をかを教えてくれ。はじめて作ったのは卵かけごはんってのが笑いところかな
 
ある日、「なんでこんなことまで教えてくれるんだ?」と店主に問いかけた。
「なぁ〜に、ガキ一人生きていける世の中じゃないだろ?それと頭のやつは隠した方がいいぞ?」
「それじゃ、俺がナイトメアのガキだから?」
「ん?まぁ、そうだな」
 
それを聞いたときはちょっとイラっとした。ナイトメアだから。ガキだから。それがきにくわなかった
それでも、料理と剣の練習だけはやめなかった。店主の飯はおいしかったからかな、だから続けた。
少し上達した頃から、店で料理を出すようになった。最近じゃ、剣の練習を怠っていた。
ある日、客の一人が俺に軽い手合わせしてくれと言ってきた。相手は中年のおっさん。酔っていたし、ただのお遊びだと思っていた
結果は俺の負け
敗因なんて、よく分からなかった
その日店を畳んだ後、俺は店主に呼ばれた。
「ほら、食え。食って寝ろ。また明日からがんばれ」
ただ、それだけ言って厨房に消えていった。出されたのは、卵料理だった。
おいしかった
 
おいしかった。それなのに涙が止まらなかった。
一夜明けて、俺は剣も料理も練習に明け暮れた。昼と夜は料理、店が終われば剣の練習。
きづいたら外で寝てたこともあったな。
まぁ、それを半年ぐらい続けた。そしたら突然店主に
「もういいだろ、そろそろ旅にでな。それとこれは旅用のレシピだ。持って行け」
いきなりで、「何だ?」と言ったけど無視された
本当に突然だったから準備もしてなかった。そこで今まで働いた分の給料をもらって剣と防具を買った
急いで準備しておいてあった荷物を取りに店にもどったら、また店主が「食え」とだけ言ってきた
ちなみに、きっちり金を取られた。
旅立ちの日、店主に挨拶だけして俺は村をでた。装備と荷物とレシピを持って
 
 
つづく・・・かも
井戸空@デュナ SW2.0