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ガウルって実は…
容姿は大人びているし敬語だしで割とまともな子に見られがちなガウル君・・・
ですが、実は結構アホの子だったです。
幼少時、両親が少しでも迫害を和らげようと敬語で話すように育てたのですが
いかんせん口調よりも頭の構造に問題があったようです。
なのでひどい迫害を受けていたのですが、よく判らずケロっとしていました。
そんな中、同年代の一人の少年が気付くわけです。
こいつ面白い、と(笑
それが経歴表にある「大事な人と生き別れている」「競いある友人が居た」に当てはまる少年なのです。
ガウルは差別によって教育の場に入れてもらえませんでした。
ですが彼が学校で習ったことを教えてくれたおかげで生活するのには事欠かない教養を得ることができました。
まぁ、宿題が半分で済むという下心もあったりなかったりですが・・・(笑
二人で勉強をして山野を駆け巡って遊び、お互いが欠かせない存在でした。
そんなある日、郊外で遊んだ帰り、蛮族に襲われ、子供にとっては圧倒的でとても敵わないと散り散りに逃げます
経歴に「忘れられない恐怖を体験したことがある」とありますが・・・
天然系なガウル君、実はこの体験・・・
(ヤバいのに出会いました、世の中にはあんなヤバいの居るんですね、アレが蛮族ですか)
くらいなもんで忘れられない恐怖は別にあります。
その件はまたおいおい、ということで、逃げたガウル君が村に戻ると友人は戻っていなかったわけです。
どれだけ探しても見つからず、何日経っても戻らない友人を村の人達はどこかで死んでしまったのだと弔いました。
それから両親以外にガウルに近づくものは一人も居なくなりました。
ですが、友人の生き死にについても超楽観的に考えているガウルだけは諦めず
毎日友を探しに出かけましたが子供の足ではそう遠くにもいけずお腹を空かして帰ってくる日々が続いていました。
そして何年か経った或る日、冒険の中継地点にと集落の宿に中年の冒険者が宿泊しました。
その時ガウルは見てしまいました。彼が跨って移動する素晴らしい速度の何かを・・・
(あれはすごいですね!アレならどこへでも行けます!)
と思ったガウル君、バイクに乗る冒険者の前に立ちふさがります。
「すいません!ちょっとそれに乗りたいんですけど!」
びっくりした中年が急停車します。
「あぶねぇ!?何考えてんだお前!!というかすげぇ度胸だな・・・」
中年の冒険者に事情を話した所
「そりゃこんなところでグダグダやってても埒が開かんだろう?あんだけの度胸があるんなら冒険者にでもなったらどうだ?」
と言われ
「??・・・よく判らないので連れて行ってください」
と応え
「親御さんがいいってんなら弟子にしてやる」
と応えられ、男の期待とは違い両親はあっさり快諾、師匠になった男のタンデムに跨り旅に出たのです。
師匠からはマギテック、シューター、スカウトの基本を教わりました。
それからまた更に数年後、依頼で国を離れる師匠と別れ、初めて一人で冒険者の店のドアを・・・
みたま@ガウル SW2.0