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無用の長物・出窓 2001.11.11


最近の建物には、2階以上に出窓がついている例が多いですね。ハウスメーカーのプレハブ住宅の場合、ほぼ標準仕様で、西側・東側に出窓を設けるようです。私が大学時代から今までに住んだアパート・マンションの類には、5軒中4軒に出窓がつけてありました。

この出窓、レースのカーテンをつけたりして格好いいのですが、実際に住んでみると、無用の長物とかしか言えない始末の悪いものです。なぜかというと、

* 東側・西側に面しているので、東日で安眠を妨げられるか、西日で暑さに悩まされる。
* 通常、窓に沿ってではなく壁の面にカーテンレールがついているので、出窓の空間が温室/冷室と化し、夏は暑さを、冬は寒さを発散する。
* 外気に接する面積が大きいので、結露の嵐となる。
* 物を置くと紫外線でたちまち褪色するので、物置にもならない。

とまあ、この出窓が壁だったらどんなにいいのに...と不運を嘆くことになります。貸家ならまだしも、持ち家を建てる場合は、決して出窓など作らないことをお勧めします。私もそれを肝に銘じております。

とは言っても、出窓があるのは致し方ないので、私の家では東に面した出窓に対して、

* ダンボールにアルミ箔を貼った遮光板をこしらえ、日光を遮断。夏でも、安眠できるようになり、出窓の中が温室になって、カーテンを熱して部屋が暑くなるのは避けられます。

* 冬になると出窓の中に冷気が充満し、カーテンの下から部屋に流れ出て部屋が寒くなるので、サバイバルブランケットを開口部に貼りました。このシート、「宇宙服用に開発された軽量アルミシート製で、優れた防寒効果を持つ」という触れ込みで、正直疑っていたのですが、ペラペラのシートなのに見事に寒気を遮断してくれました。薄っぺらなので、出窓側の温度が下がると、気圧の変化でそっち側に押し付けられ、隙間ができないわけです。

これらの工夫の成果で、出窓つきの部屋はぐっと過ごしやすくなりました。

私の住んでいるアパートのほかの住人は、何も出窓対策をしないで暑さ寒さに耐えているようですが、一工夫で住みやすさはぐっと向上します。皆さんもぜひお試しください。
(ま、出窓のない家に住むのが一番ですけど)