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私と渡辺玲子

Last updated Oct 1, 2006


渡辺玲子さんは、私が最も好きなヴァイオリニストです。決して知名度が高いとは言えませんが、「世界一のヴァイオリニスト」であると断言します。彼女の素晴らしさは、実際に聴いて頂ければ立ちどころにご理解いただけるものと思います。彼女が協奏曲を弾く時、演奏後に「神が舞い降りた」かのような拍手が沸き起こるのが普通のことです。


* 本屋で立ち読みした本(筆者は渡辺和彦?)で、「日本の若手ヴァイオリニストは大勢いるが、本当のナンバー1は五嶋みどりではなく渡辺玲子」という記述を読み、その名前を知る。'94年夏のことと思います。

* その後、N響のプログラムを見ていて、当時住んでいた浦和に程近い大宮ソニックシティでのN響演奏会で、玲子さんがメンデルスゾーンの協奏曲を弾くことを知る。演奏会は、'95年の3月頃ではなかったかと思う。行ってみようかとも迷ったが、大宮のコンサートは客の質が低そうなので止める。この選択はその後悔いを残すこととなる。

* '95年の6月には、紀尾井ホールのオープニングで若手中心に多くの演奏会が組まれた。その中に玲子さんのリサイタルがあったので、新しいホールに行ってみようとチケットを購入。なお、この演奏会の案内には「ベルリン・フィルと共演」とあったが、ベルリン・ドイツ響の誤りであったと思われる。

* ところが、'95年5月に山口県に転勤となってしまい、リサイタルに行けなくなる。他にも行けなくなったコンサートは多くあったが、「すごいらしい」と噂の玲子さんを聞けないのは特に心残りであった。

* 玲子さんの演奏を知らないままで1年ばかりが経過するが、'96年6月の王子ホールでのリサイタルの模様がBSで放映された。一度目は見逃したが、二回目の放映('96年暮れ)を録画する。曲目は、シューマンのソナタ第一番、プロコフィエフの無伴奏曲、序奏とロンド・カプリチオーソなど。たちまち彼女の虜となる。他の誰にも真似をすることのできない演奏!!!

* この後、存在を耳にしていた彼女のファンクラブ「ペガサスの会」にさっそく入りました。コンサートに行ったこともないのに入会する奴も珍しいでしょうね。

* '97年5月にテルデックからデビューCD(ベルクの協奏曲)が出たので、レコード屋に予約して買う。しかし、曲が難しくてよく分からない...ベルクは最近流行しているらしいが、本当だろうか?

* この頃に、宮崎国際音楽祭に出演し、バッハの曲(恐らく)を弾くのをTVで見る。やはり素晴らしい。

* 玲子さんの実演に接する機会は当分ありそうもないと嘆いていたら、'98.02.11に、山口県小野田市での「プラハ・ターリヒ室内オーケストラ」の公演で、玲子さんがモーツァルトのヴァイオリン協奏曲5番を弾くことが判明する。

* コンサートの模様は、玲子さんコンサートレポート1998.02.11 山口県・小野田市民館で。この日の感激は、今でも身が震えるほどのものがありました。

* そうこうしている間に、'98年5月に東京に転勤となった。これで彼女のコンサートに行ける!と喜び勇んだのはもちろんです。

* なお、小野田市でのコンサートの際に花束にメッセージを入れて渡したのですが、それからしばらくして彼女自らお礼状を頂くことができました。彼女は見た目「音楽に仕える尼僧」と言う感じで、非常に真面目な人柄みたいなのですが、ファンへの思いやり・感謝の心はキョンファ様と同じなんだなあとうれしかったですね。皆様にも、ぜひ応援の程よろしくお願い致します。