対戦車砲の運用について

対戦車砲を巧みに運用することにより、対機甲戦闘を有利に戦うことができる。

※ このページの解説図には、部隊シンボルを使っています。

対戦車砲の特性(戦車との比較)

特性 説明
速射性 ○: 戦車の約3〜4倍の発射速度を有する。小口径砲ほど速射性が優れている。
長射程 ○: 戦車よりやや長射程。駆逐戦車/突撃砲と同等。
脆弱性 ×: 戦車と異なり装甲が脆弱である。
移動間の火力発揮不能 ×: 戦車は行進間射撃も可能だが、対戦車砲は射撃前に布置しなければならない。
機動力は一長一短 ×: <人力での牽引時>低速
○〜△: <車両による牽引時>牽引車両の能力による。

特性を活かした対戦車砲運用

 運用の主眼を明確にして、計画的に運用する。

主眼 運用要領
速射性の活用
  • 高発射速度によりハッチを開けさせず、敵戦車の戦場視察を妨害(特に小口径砲)
  • 大口径砲は対機甲火力の骨幹・増強(特にQF17ポンド砲)
長射程の活用 長射程を活かし遠距離早期から火力発揮→
  • 努めて前方(第一線)に展開する。
  • 地形・植生上長射程を発揮できる開豁地で運用する。

 

対戦車砲の弱点の補完 迅速な戦場機動が出来ず敵の攻撃に対し脆弱(機動戦には不向き)→
  • 膠着した正面で運用する。
  • 敵の前進軸を避けて配置する。
  • 障害で足止めして射撃する(障害と火力の連携)。

効果的な対機甲戦闘(斜射、側射、背射)

区分 説明
斜射 敵戦車を斜め前方から射撃すること。
側射 敵戦車を側方から射撃すること。
背射 敵戦車を背面から射撃すること。

 

<斜射、側射、背射の効用>

  • 敵戦車の装甲が薄い方向から射撃でき、対戦車砲の威力不足をある程度補える。
  • 敵戦車の前進軸から外れているので、突進されても蹂躙されずにすむ。
  • 敵戦車の前進軸から外れているので、突進されても斜射→側射→背射と射撃を継続できる。
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