サドンストライク2のスケール(距離感)について

結論

 ゲームデザイン上デフォルメしてあるため様々な矛盾はあるものの、1マス=約50mと考えるのが妥当である。

 

考察

  • ユニットの間隔について

    戦闘時の戦車相互の間隔は、約50m〜100mである。したがって、画面上隙間なく並んでいるように表されている戦車なども、実際には約50m以上の間隔を空けて配置されているものと考えられる。

    「(写真のキャプション)戦車間の間隔は100m以上が望ましい。こちらのIV号戦車後期型は正しく展開している。」 [ヴォルフガング・シュナイダー,2002,『パンツァータクティク』,大日本絵画,p36]
  • 戦車砲などの射程について

    戦車砲でも最大仰角をかけて発射すれば何kmも飛ぶが、実戦で敵戦車に命中させ撃破できる有効射程となると、1000m内外がせいぜいであった。 WW2後期〜中東戦争当時では次のような状況だったらしい。

    「 キングタイガーの場合、(中略)射距離が長くなればなるほどその精度は低くなり、実戦では、射距離1000mでの命中精度が85%であったのに対し、2000mになるとこれが43%と半減するのも事実であった。」 [後藤仁,2004,『軍用車両百科No.02』,扶桑社,p12]
    「当時の火砲の能力では、たとえば主力のBS-3 M1944 100mm対戦車砲では、射距離1000mでの命中率は50%でしかない。 戦車は、対戦車砲の発射炎を見て初めて対戦車砲の存在を認識できる・・・(後略)。」[樋口隆晴,2002,『中東戦争全史』,学習研究社,p112]

    したがって、サドンストライク2での戦車砲などの射程は20マス前後だが、これは約1000m内外の有効射程に相当するものと考えられる。

  • 戦闘団の正面幅について

    マルチ対戦時に、一人の指揮官(プレイヤー)が指揮する部隊の規模は、大隊規模の機甲戦闘団である。 128×128のマップで3ー3または4−4で対戦する状況を考えると、1コ大隊あたりの正面幅(30〜40マス)が1.5〜2kmに相当することになり、攻撃時の正面幅としてはおおむね妥当である。

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Scale of SuddenStrike II