セレクトショップ 回顧録



更新情報
2003年3月9日:今はなき恵比寿の伝説の名店チャーチル・クロージングの情報を後日談として追加しました(代官山編:サージェント)。
2002年11月10日:スティーブンブラザーズの綴りと読み方の違いについて、情報を頂きました(原宿編:ビームスF)。Leoさん、有難う御座いました!
2002年9月16日:その他編のバーニーズにエドワード・グリーンの写真をリンクしました。
2002年5月12日:原宿編に写真をリンクしました。
2002年2月3日:銀座編に写真をリンクしました。
2001年9月22日:渋谷編に写真をリンクしました。


何の因果か、ミラノで暮らすことになりました。それにしても、こっちの大人たちは本当にお洒落です。東京にいた頃は、もう随分と洋服のお店から足が遠のいてましたけど、ミラノに来てからはまた時々行くようになってしまいました。そうしないと、こっちの大人に負けてしまうような気がして。東京にいた頃にもう一生困らないだけの洋服は買ったつもりでいましたけど。
でも、ミラノはお店が少ないんです。お店の数は多いけど、「いいお店」が少ない。東京にはたくさんあったのに。
例えばある日、寒くなってきたので、ハーフコートを買おうということになりました。
何てことない普通のでいいんです。表地はコットンキャンバスで、襟はコーデュロイ、おまけにウールのライナーが付いてて、取り外しできればいう事ないんですけど。色はステンカラーコートによくあるベージュがいいな。そんなのすぐに見付かると思って探したんですけど、ないんですよこれが。僕はブランドものが好きじゃないから、セレクトショップを四、五軒回ったんですけど、これがないんです。「イギリス製」のバーバリーので近いのがあったんですけど、色は黒かオリーブグリーン。結局見付かんなかった。
これが東京だったら、すぐ見付かるはずなんです。だって、その手のものならあそこに行こうっていうのが、すぐに思い付きますから。そんなことを考えてたら、急に東京のお店が懐かしくなってきたんです。こっちへ来る2、3年ぐらい前から僕の「セレクトショップ探訪」はほとんど終わってましたけど、それまでは日課のようにしょっちゅうお店に行ってましたからね。
渋谷のあそこではあれ買った、銀座ではあれなんてことをぼんやり考えてたら、ホームシックでしょうか、何故だか急に、セレクトショップとそこで買った品々の思い出を書いてみたくなりました。中には一回しか行ったことがないお店もあるし、もうとっくに閉店しちゃってるお店もあるんですけど、とにかく書こう。それが、こいつの始まりです。


渋谷編 青山編 銀座編
原宿編 代官山編 その他編

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