05/01/12


今日から君の思い出になります。私。























05/01/14


思い出すこと と、忘れること は
同じぐらい難しくて。
それでも人は両方とも必要とする。


私だって、そうよ。























05/01/14


雨を降らせてばかりいたのは
決して
あなただけなんかじゃ


ないのよ























05/01/15


色濃く、残っているのは
幸せだった証拠なんだと思う























05/01/18


伝わらない何かがあったとしても
伝わったものがなかったわけじゃない























05/01/19


銀色の細さにそっ、と口を触れさせたのは
間違いなく私だった。
それを深い水の底に沈めようとした瞬間
描かれた円。 きれい


沈めたと思った手を、その青白く光る水は
ふわ、ふわと水面へ浮かび上がらせた。


何度も、何度も。





それが、私を幸せにさせた。























05/01/22


空いている?


そう聞かれて、一瞬
戸惑ったのは
それがあなたの生まれた日だったから
 

会う約束も、何も ないのに
少しだけ、「大丈夫」と言うのを躊躇った。


それだけのこと。


もう、前みたいに涙は流れない。
強くなったのかと聞かれたら違うけれど、
もう、泣かないわ。























05/01/22


それは私が幸せだから























05/01/22


今になって、気づく
普段は殆ど現れないあなたが
そういえばあの数日間だけ


いつも、いたということ


私も あなたも
きっと必死、で
離れるのが怖かったのね。





だからあんなにも、泣いたんだわ。
泣いたんだわ。
きっと。























05/01/27


遠くから歩いてくる
あの高校の制服姿の男の子
ちょっとだけ、あなたの姿にすりかえて


あの人みたい、とつぶやけば


今にも現れそうな
その、背の高い 猫背の、ね
深い茶色のマフラー巻いて





今ここにいるのはあなたじゃないけど
しっかりと、記憶の中に いるわ


ただ本物とは違って 永遠に制服を着た 少年のまま
ただ、それだけのこと























05/01/27


自転車置き場の横の通りを
ゆっくりと歩いたのは
いつかの懐かしい記憶に出会えそうな気がしたから
あの頃は新しかった駅も 自販機も
だいぶ、古くなりました


変わってしまったものは多いけれど
変わらないものも確かにここにあって


スカート丈を短くした女の子だとか
第一ボタンをはずした男の子だとか
手をつなぐ二人はこの道を歩くだとか
なにか懐かしいその風景
  

そして、今も 私の記憶の片隅では
小さな窓越しに手を振ったあなたの
その大きな手のひら と、笑顔が


色褪せることはないのです























05/01/30


あなたの箸を左手で持つ癖


鉛筆は右手なのに、ね
昔からの、癖。
私があなたについて知っていることの一つよ
過去からの、あなた。


それに気づいて沸いた感情が


恋しい。ではなかったということ


この想いは 愛しい。だということ


それがものすごく 幸せ。だということ