05/05/01


あの頃に戻りたいなんてことを言えるはずはない


だけど、だけど


あの録画されたテープには大好きが溢れていて、私
部屋でひとり、まだ覚えたままのセリフを辿っている


そのなかに、あなたの笑顔を見つけることが
できたのなら、よかったのに
























05/05/01


雨の降り続くなか


片手に傘を、片手に携帯電話を握り締めた


暗くて、暗くて 長く感じるこの道を
歩きながら
期待をしているわけではないけれど
やっぱり


繋がらない想いは悲しくて、しょうがない


だってほら、
なんでって、


それは


愛しくて、しょうがないから























05/05/05


会えばもどかしくて


声を聴けば切なくて


口にしてしまえば苦しいこの想いを


恋なんて呼ぶのは、もう





已めてしまおうか























05/05/08


青いひかり、少しだけ


くらやみのなか私は手を伸ばした。
その先に見つけ、手にとったものは、
あったかくって「しあわせ」だった。


あわ、あわ、あわ、と、
。゚。。゚
とまどい、うれしかった。
わたししあわせ と、 口にできるかもしれない。























05/05/08


私の話を うん、うん。 
と聴いて微笑むあなたが
愛しかった。大好きだと思った。


でも、かえって悲しくも思えた。























05/05/09


黙っていたら伝わらないっていうのは
とっくに、気づいてる。きっとみんな分かってる。


だけどね
口にするのが難しいことが あるの。


うまく言えない、私 だから。























05/05/11


そんなことを言うあなたは
その風と一緒に


どこか。


どこか遠くへ、
飛んでいってしまいそう。























05/05/15


会いたいなんて言っちゃいけないような気がして


言えない。























05/05/16


秋のように涼しい五月半ば。


私はあなたの指を見つめていた。
何も思わずにただ、そっと。


遠のいてゆくのは きっと意識だけではないのでしょう。


こんな涼しくちゃあ、けだるさが余計に感じられて
切なくて、
泣きたくて、泣けない わ。





それでいて 何も呟けなくて、
浅い眠りに付き纏う夢が、もうこの手を離してはくれないの。























05/05/23


もう変えられないものが理由ならば


それを覆す方法なんてどこにもないと思った。


だから泣けてきた。























05/05/29


二度と同じように間違えたりしたくない と 思うことが
私の足を立ち止まらせ、目は震えた。


あなたも私も、いつまでもここにあるのだと
そんなふうに思い込めるような人間じゃなくて
繰り返し、不安がるだろう。けれど、


いつだって、そばにいたい。


それだけが同じだったら、きっといい。























05/05/30


しと りと 降る雨に
読んでいた本にできた染みを見て、数秒 


私 「プールの匂いがする」


なんてことしか思わなかった。


それは、あの日みたいな
喚き散らすような雨ではなかったからなのか
2年とか、3年とか そうゆう時間からなのか


淡くて、 細かいことは分からなかった。