〜去りゆくものたちへ〜

信越山線
銀嶺にあこがれ、雪に魅せられ

写真・文責:副管理人@長野


はじめに

 かつて貨物あり臨客多数で非常に多彩な顔ぶれが見られた信越山線。
 ロケーションにも優れており、すぐれた写真が多数発表され、非常に憧れをもっていた路線だったが、関西時代に訪問する機会がなかった。
 その分、長野に赴任してからこの路線によく通ってきた。
 赴任する直前に「妙高」に用いられている189系が1編成、国鉄特急色になり、シンボルマークも装着。地味な顔ぶれに彩を備えてくれた。
 四季折々素晴らしいものがあったが、特に冬のシーンが印象的だった。
 「信越山線」の3セク化にあたり、冬のシーンをまとめたい。



2013.12.25 信越本線 黒姫-妙高高原

ようやく国境に少しばかりの雪が降り積もった。気温が低い妙高山麓、昼間になっても木々の着雪は解けないままであった。


 


2014.1.7 信越本線 関山-二本木

うっすら積もった片貝。鋭い山々にはこの世のものならざる気配。
圧倒的な風景を背に、妙高1号が直江津を目指す。



2014.1.7 信越本線 関山-二本木

 これだけの天気の日は後にも先にもないかもしれない、と防雪林バックの撮影地に。
こうやって見ると115の信州色はどこか雪うさぎのような気品とかわいらしさすら感じる。



2014.1.7 信越本線 黒姫-古間

黒姫の山容をきれいに入れるのもいいが、私は戸隠も写したいのでこういうカットにする方が好き。



2014.1.12 信越山線 古間-牟礼

雪にまみれて、山を降りていく。マイナス10度。放射冷却の朝。


2014.1.12 信越本線 関山-二本木

延々と続く棚田の向こうに、黒姫の秀峰が微笑する。少しばかり穏やかなひと時。




2015.2.1 信越本線 関山-妙高高原

降った雪がそのまま積もり続ける、日本一の雪国。通過前から降り方がやや厳しくなってきた。
現役特急さながらに峠を攻める。



2015.2.1 信越本線 関山-二本木

少し雪が降りやんだ。突き進み続けるものだけが見せる力強さに心ひかれた。








上2枚 2015.1.31 信越本線 関山-妙高高原
下 2015.2.1 信越本線 関山-妙高高原

東日本最後の除雪機関車活躍の地でもある、信越山線。
巻き上げる雪が気候の厳しさを物語る。
彼らの活躍は夕方〜夜間に見られることが多かった。



2015.2.14 信越本線 妙高高原−黒姫


2015.1.31 信越本線 妙高高原−黒姫




2015.1.18 信越本線 黒姫-妙高高原

久々の快晴 棚田のそばを走り抜ける



2015.1.18 信越本線 黒姫-古間

戸隠から雪煙が舞い上がる。特徴的な山々が風景を引き締めるこの界隈は何度来ても飽きることはない。




2015.1.18 信越山線 黒姫-古間

仰ぎ見る青空がただただ美しかった。こんな日々を、かなうものならずっと味わっていたかった。





2015.1.24 信越本線 関山−二本木

ああ日が暮れる。雪が作り出した光と影と形。さびしさとあたたかさと。
まだ、撮り足りない感はある。
でも、確かに、「信越山線」は私に多くのものをくれた。
最後の最後にたくさんの夢をかなえてくれたことに、感謝。



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