Top  Photo  Collection  2015

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1枚目 2015.01.18 UP 2015.01.18 撮影 信越本線 古間-黒姫 189系 3324M「妙高4号」
2枚目 2015.02.15 UP 2015.02.14 撮影 北陸本線 有間川-谷浜 485系 1054M「北越4号」
3枚目 2015.03.13 UP 2014.01.07 撮影 信越本線 関山-二本木 189系 3321M「妙高1号」
4枚目 2015.04.19 UP 2015.04.12 撮影 信越本線 米山−笠島 115系 普通列車
5枚目 2015.05.19 UP 2015.04.29 撮影 羽越本線 越後寒川−今川 キハ40系列 普通列車
6枚目 2015.06.08 UP 2015.05.30 撮影 羽越本線 越後寒川−今川 EF510 貨物列車
7枚目 2015.7.19 UP 2015.7.12 撮影 信越本線 長鳥ー塚山 EF81 貨物列車
8枚目 2015.9.21 UP 2014.9.21 撮影 北陸本線 有間川ー谷浜 681系「はくたか」
9枚目 2015.12.8 UP 2015.11.22 撮影 篠ノ井線 桑ノ原(信)−姨捨 クモヤ143 8522M「霜取り列車」 

2015年 1月18日UP


2015年1月18日 信越本線 古間-黒姫 撮影:きたぐに

 この年末年始は多忙だった。山線のラストが近いというのに、ろくに出かけず、気が付いたら1月も半ば。ホンキの冬はあと数週間というところまで来ていた。
 ようやく一息ついたところで、気分もあまり乗らないほどに疲労困憊していた。頭からほとんどテツのことなんて消えかかるくらい。
 最終的にカタはついたのがせめてもの救いか(そのはず)。
 管理人殿に無理やり引っ張られて、黒姫のお立ち台に立った。
 完全なバリ晴れではないから、雲が山に巻き付いている。しかし、気温が低いので着雪は昼前でもそのままである・・・。
 突然、しばらく昔の記憶がよみがえり、さささっと、アングルが決まった。
 暇があったら、昼寝ということにして、よく片貝や黒姫に来ていた頃(と言っても数か月前くらい前までそんな調子のだが、忘却のかなた)
 手前の木がうっとおしいから冬まで待っておこう・・・。そう考えていた画面が無意識のうちに転がり込んできた。

 戸隠から舞い上がる雪煙が何とも神々しかった。そして、ここは私にとって特別な場所だということをつくづく思った。


 

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2015年 2月15日UP


2015年2月14日 北陸本線 有間川−谷浜 撮影:きたぐに

 厳冬、荒れる海。
 北の国の冬は単に寒いだけでない、海沿いは激しい風や波が吹き付け、立っていることすらままならない。
 そのような地で、ただ我慢強く生きつづけているのは、土も、草木も、人も同じ。
 この日も天気は猫の目のように変わった。通過数分前、きれいに視界が開けていたかと思うと、一気にふぶいてきた。
 ホワイトアウトか・・・。
 しかし、雪のベールは足早に海岸線を駆け抜ける。早くも手前が見えてきた。
 そして、キリ位置の後ろぐらいまでかろうじて見えてきたところで、3灯の輝きがかなたに見えた。
 冬の鉄路を駆け抜けてきた485系。私にとって彼らは北からやってくる渡り鳥。最後の最後に思い描いた風景に出合うことができ、感無量だった。
 

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2015年 3月13日UP


2014年1月7日 信越本線 関山-二本木 撮影:きたぐに

 1週間前から晴れが出たままという日の前日、気まぐれに踏切へ運用を確認しに行くと、小諸に向かってN101が走っていった。
 ぎりぎりまで悩んだ。この日、風邪で体調を大きく崩していた。ここで無理していくべきなのか、と。仕事上も、非常に過酷なテーマを抱えていた時期でもあった。
 7時過ぎまで布団にくるまっていたが、思い切って北へ向かうことにした。カメラだけ担いで、ひたすら北へ。
 頭がぼんやりとする中、たどり着いた片貝からは、これまでに見たこともないほど美しく妙高が見えた。
 そして、運用通り、N101が来た。駆け下る音はいつものまま、走り去った。しばらくモニタを前に呆然としていた。
 
 この後、N101で条件がそろったのは2度あったが、これほどの日ではなかったらしい。雲を呼ぶN101、そして9時過ぎというちょうど妙高に雲がわきやすい時間にやってくる妙高1号。敵はあまりにも手ごわく、満身創痍で撮ったこのカットが思いもかけず貴重なシーンとなってしまった。

 今、同じ時刻をゆく列車はない。各方面との接続も悪くなっている。あっという間に、「信越山線」は伝説になろうとしている。

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2015年 4月19日UP


巡り来る春
2015.4.12 信越本線 米山-笠島 撮影:きたぐに

 長野から近かった「信越山線」、そしてなんといっても日本海縦貫の485が事実上最後を迎えた、とあって完全に呆然自失となって迎えた春。
 それでも、私の思い描く絵は、どうも北国にある。北陸特急を見て育ち、その行く先にあるものにひたすら思いだけを膨らませていたので、どうしてもそういうものなのかもしれない。
 まだパイチの貨物がある、糸魚川快速も一応ある、ということで2015年は機会を見て信越海線に行っていた。
 なかなか桜が撮れず、今年は無理か…と思っていたところ、米山に行けば桜の木が。うまく撮れるかわからないが、一通り撮ってからローカルを撮ろう、と決め、9時半ごろからスタンバイ。
 あれこれ考えた結果、広めに仰ぎ見ると何とも枝の曲線が見事。いい落としどころが、見つかった。
 画面作りは楽しい。やっぱり、撮り続けよう。そう思ったひとときだった。


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2015年5月19日UP


2015.4.29 羽越本線 越後寒川−今川 撮影:きたぐに

 みちのくの入口、笹川流れ。関西にいると、ほとんど外国と思いたくなるくらいの遠さゆえ、自由に訪問できるようになったのは、こちらに来てから。485の「いなほ」が消えても、やはり撮影地として素晴らしい場所が連続していることに変わりはない。羽越に残ったパイチの貨物1本を求めつつ、地道にカットを貯めたいと考え連休初日に訪問した。
 狙いのパイチはなんと青ゴトーの代走で見事なまでの撃沈だったが、赤のゴトーは昔から好きなのでそれなりに楽しんだ。さらに、夕方ぎりぎりに急行色のキハがきた。
 キハ48にこんな色はなかったが、それらしい感じには、なっていた。海岸線を重々しい足取りでゆく姿を見て、一昔前に各地の非電化路線でゴハチを追っていたころの感覚を思い起こした。
 


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2015年6月8日UP


2015.6.8 羽越本線 越後寒川−今川 撮影:きたぐに

 どうしてもこの場所で、いい条件での国鉄色485「いなほ」が撮りたい・・・。そう思って、前夜から車で泊まり込み。未明、目を覚ますと潮の香、じわじわと明ける空。ぼんやりしながらも、どこか高揚感がある。懐かしい感覚だ。
 朝のパイチの貨物はやや光が弱かったが、7時ごろから連発で来る510の貨物は、撮ってください!と言わんばかりに赤釜、フル積載、入梅前らしい晴れ。
 そうそう、こういうのが撮りたかったんや!
 肝心のいなほは白幕の上に直前に謎の海霧がかすめ、視界のクリアさが一気に悪くなったうえ、光線も硬かったのは皆さま周知のとおり。
 笹川流れの定番地はざっと30〜40人くらいいたかな・・・。今更、大騒ぎするなんてもう遅い!とみちのくの神々に笑われたような、そんな感じもするところ。


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2015年7月19日UP

 
2015.7.12 信越本線 長鳥ー塚山 撮影:きたぐに

 梅雨はまだ明けていないながら、7月半ばに早くも晴れ始めた。こちらではパイチ、月1で帰省したら381、と思いのほか楽しく過ごせていたこのころ。塚山峠でいろんなアングルを試したくて、2日連続で撮影に行った。
 空がクリアで木の茂っている時なら、こう撮ろう・・・以前からそう思っていたように、少し広めに。
 広々とした夏空の下、晴れ晴れと峠を登ってきて、そしてお約束の甲高い汽笛一声。心から、爽快。


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2015年9月21日UP


2014年9月21日 北陸本線 有間川−谷浜

 思えば、長野赴任から3年余り、使い古してしまった表現だが、10年前にタイムスリップしたような感じだった。
 特急、急行、普通、貨物、それぞれ国鉄型が走り、はくたかも681メイン。これほど撮りやすい環境はない、と思った。
 もう、過去が戻ってくるような感覚を得ることはないだろうが、最新の機材で可能なことはやった。趣味人冥利に尽きるひとときだった。それだけは、今でもいえる。
 ラストシーズンの秋も、晴れる日が多く豊作だった。
 ちょうど借り入れ時、越後式8段重ねのはざかけをつくっているところだった。各地から集まってきた親族総出での年中行事の横を、いつものごとく、列車は駆け抜けていく。


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2015年12月8日UP


2015年11月22日 篠ノ井線 桑ノ原(信)〜姨捨 撮影:きたぐに

 今、長野界隈で撮りたい絵がたくさんあるのが、篠ノ井線のクモヤ。明科の常念バックはじめ、日の当たる写真ばかり注目されるが、高感度に強いカメラはかつての不可能を軽々と可能にする。これまではシャッタースピードの要らない風景写真の技法で、鉄道では撮ること自体が厳しかったグラデーションの写真が、破綻なく撮れるのである。ただし、各撮影地のベストシーズンが短いうえに自宅を4時半とか5時に出ないと撮れないため、出勤前や休日の早朝に出かけるのはハードルが高く、撮りたい絵がまだ山ほどあるのが悩みの種である。
 クモヤが走り出して1か月ほど。返しの9522Mの時間でも日の出まで時間があるという時期に入った。でも、今日は空気はクリアで、かつ、曇りがちの天気ゆえに山の稜線が織りなす青はまさに理想通り。6時13分、25パーミルを登るクモヤの息遣いが聞こえて来た。



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