バックミュージック無断転載禁止!!MIDI詳細は、下に書いてあります

DISK2

7章 小島の一流高等学校

前回までのあらすじ
恋人ローザがさらわれた!
悪の根元は学園の超不良学生エクスデス。
一人では救出は無理だということで
セシルはクリスタルの主・暁の四生徒に助けを求める事に...
その途中、リルムという少女に出会うが、なんと彼女のクラブの先生が四生徒の一人だという!
舞台は一度変わって...

「教頭。ここは何処ですかね?どうやら俺達、ワープから振り落とされてしまったみたいで」
「見ての通り、ここはジャングルじゃろ」
ウーマロとガストラ教頭は、異国の地に飛ばされていた...
「ど、何処のジャングルなんでしょうかね?」
「知るか!!」
「ん?!こちらに女の子が走ってきますぜ」
「近くに街があるかもしれんぞ。おおーーーい!助けてくれぇーーーーぃ!!」
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ...」
......。
「オイお嬢さ...」
.........。
「無視して行きやがった...」
「言葉が通じなかったのかのぉ...」
ここはセシル達のいるコーネリア国から遠く離れた小島の国。

そこに、追っ手から逃げる少女がいた。
「はぁ...はぁ...」
「逃がさないぞ、と」
二つの影が行く手をさえぎる。
「...お前がエアリスだな」
「そ、そうよ!暴言校長の使いネ、この不良学生ども!!!」
「不良?そんなダサイ名前で呼んでほしくないね、と。
 俺達は特殊工作委員・タークス。俺サマはレノ。
 んで、そっちのスキンヘッドが」

「ルード...」
「き、聞いたことがあるわ。お金のためなら仕事を選ばない...」
「おしゃべりもここまでだぞ、と。学校に戻ってもらうぞ、と」
レノはエアリスの腕を無理矢理引っ張った。
「このぉーーーー!ガブリ」
「いってぇぞ、と。この女噛みつきやがった!!!」
エアリスは暗いジャングルの中を再び走り始めた!
この森を抜ければ港町に出られる。そこまでの辛抱だっ!
「はぁ、はぁ、はぁ...」
キューーーーーーーーーーーーーーーーーン!
後ろから銃声が聞こえた。
「聞こえるか女。それ以上逃げると撃つ」
「ルードは学生にしてプロのスナイパーなんだぞ、と」
「...」

島には小さな高校があった。
そこの校長がホントに嫌な奴。姑息で、陰険で...
お金の事しか頭にない、お金ですべてを解決しようとする。
「いやぁーーーーーーエアリスくぅん、よくぞ我が学園に戻ってきてくれたぁ」
エアリスは、一人で校長室に呼び出された。
「あったまくるなぁ!殺しやもどきを差し向けといて言うセリフですか?!」
「特殊工作委員・タークスの事か。手荒いまねをしてすまぬな。
 だが、ワテはそれほどにして君を手放したくなかったのだよ、分かってチョンマゲ」

「金もうけのためにね」
「くっ...その通りさ。お前は不思議な治癒の力を持つ。
 その力でけが人を治し親のワテは患者から金をとる」

「本当の親じゃないクセに!!」
「生意気口をたたくな!!捨て子だったお前をここまで育ててきたのは、
 他人でも、こ、この俺だぞ!」

「フンっ」
「お前はワテの言う通りに動けばいいんや。
 この一流高校を卒業し
 将来はその治癒能力を利用して病院を経営するのだ。俺もお前も大金もちだぞ!!!
 ...それがなんだっ?!ミッドガルハイスクールに転校したいだと?
 大きいだけで、中身は能無しの高校に何故?!好きな男がそこに行くからか?えぇ?」

暴言校長は唾をまき散らしながら熱弁し、頭には血管がうきでていた。
「違う...私、言われたのよ。ある予言者に...」
「予言者?」
「今日この日。巨大学園ミッドガルハイスクールに転校しろ、
 運命が、エアリスの名の下において世界を救う、と」

「バカもやすみやすみ言いなさい。作り話ならもう少し現実味をもたせる事だな」
「本当なの!13歳の誕生日の日...はっきし覚えてるわ、あの日学校の裏山で...」




8章 テレポの先に来た場所は


再びミッドガルハイスクール
「さっ、中に入りましょ」
ガラララララ
セシルはリルムと名乗る女の子につれられ
四生徒の一人がいるという美術室へとやってきた。
部屋の中には...
ん?まだ他のクラブ部員達は来ていない様だ。シーンとしている。
そして教卓には一人の老人が座っていた。
「よぉ先生、今日はオイラが一番乗りの様だな。ほら、これかえすよ」
後で聞いた話だが、リルムは絵のモチーフとしてクリスタルを借りていたらしい。
「ふぉっふぉっふぉっ。珍しく遅刻せんかったのぉ。
 おや?横の男の子は誰だい?」

「は、初めまして!僕セシルと言います」
老人はなんとも奇妙な格好をしていた。
黄色いフード服を着て、なにやら枕らしい物を片手に持っている。
一見悪趣味なお爺さんだが見る人が見れば格好良いのだろう。
芸術は難しい。
「あなたが暁の四生徒...ですか?」
「いかにも。たこにも」
「は?」
「...笑って笑って、先生特有のギャグなの」
「ハ、ハハハハ、ハハ...」
「ワタシは美術教師かつ美術部顧問かつ火のクリスタルを司る男、シドVIだ」
「...変な名前」
「ファファファ!ニックネームじゃよ」
シドVIは教卓から立ち上がり棚の美術道具を整理しながら語る。
「セシルと言ったな、美術部に入部したいのか?」
「いえ、そうじゃなくて...」
「こいつはねぇ、恋人をエクスデスにさらわれたんだよ」
「なんとっ!!」
「今から助けに行くんです!ぜひ僕に協力して下さい」
「きょ、協力と言われても...こんな老いぼれに何が出来るかのぉ」
「クリスタルがあるじゃないですか!!」
「......そう、この石を持てば不思議な力<魔法>が使える。
 ...机の上の画用紙を見ていたまえ」

左手にクリスタルを握り彼はこう叫んだ。
「ファイア!!!」
あの時と同じだ!
指先から小さな炎が発射され画用紙に燃え移った。
紙はチリチリと燃えていく。
「すごい...」
「石を持てば誰にだって出来るんだがね...」
リルムはそれに助長を加える。
「そうそう、先生が凄いんじゃないよ。クリスタルが、凄いんだ」
「ふぉっふぉっふぉっ、このクリスタルは君に貸してあげるよ。
 がんばって恋人さんを救い出すんじゃ。エクスデスの魔の手からね」

「えっ?!シドVIさん一緒に来てくれないんですか?」
「こんな老いぼれを連れても足手まといになるだけでしょう」
火のクリスタル+説明書を手に入れた!!!
「やったんじゃないぞ!貸してやったのだぞ!」
火のクリスタル+説明書を貸してもらった!!!
美術室をあとにしたセシル少年は、
こうして、単身敵の本拠地3−Gへと向かうのであった。

しかしあのシドVIという男だが...
使い道によっては危ない兵器にもなる物を、易々人に貸し出しちゃっていいのかなぁ〜?
めちゃくちゃ不注意だぞ!!!
もし悪の手にでも渡ったら...




9章 ビッグホールウェイの死闘

3−Gの教室はビッグホールウェイの中間あたりにある。
ビッグホールウェイとは、学園名物<地獄の長距離廊下>の事です。
端まで行くのに最低でも5時間はかかってしまう、明らかに設計ミスの廊下。
大掃除の時などはホントに大変で、学年全員でワックスがけをおこなう。
「いでよ!ミニチョコボ!!」
そう、ミニチョコボはこういった時に使うのだ。
「クエーーーーッ!」

テケテケテケテケ...(チョコボの足音)
「このまま行けば30分ぐらいで着きそうだな。
 戦いに備えてクリスタルの説明書でも呼んでおくか...」

火のクリスタル取り扱い説明書
このクリスタルで使える魔法は下記の3つです。
<ファイア>
...小さな火柱を飛ばす黒魔法
   むやみやたらに使うのは危険、火遊び厳禁
<ストップ>
...動物の細胞を硬直させる時魔法
   相手の動きを1時間だけ止まらせる効果がある
<テレポ>
...一度行った場所なら何処にでも行ける、夢の白魔法
   別名、瞬間移動・テレポーテーション・ルーラともいう
使用方法
片手にクリスタルを持ち、使いたい魔法の名を叫ぶだけ。
「フムフム...」
その時、人影が廊下に飛び出してきた。
「お前がセシルだな!?俺様はエクスデス四天王の一人、ギルガメッシュ。
 これより先はとおさぁーーーーーん!!!」

「あっ!ちょっちょっ、そこどいて〜〜!!!!!」
チョコボは急に止まれない...
「ぶつかるーーーー!!」
BOOM!!!
ギルガメッシュは140のダメージ!
セシルはミニチョコボから振り落とされた!
ミニチョコボはそのまま走り去っていった...
「あいたたたた」
「あいたじゃねぇだろっ!」
大男ギルガメッシュはドスのきいた声で怒鳴る。
「格好いい登場シーンを台無しにしやがってぇ、どうしてくれるんじゃぁ!!」
「そっちが急に飛び出してきたから...」
「お前っ!!!四天王に逆らうきかぁーーーーーーーー!」
「えっ?君が四天王なの?」
セシルは人の話を聞いていなかった。
「エクスデス様のご命令、一歩たりとも3−Gへは近づかせないぜ!!」
背中に何十種類もの武器を背負っている。
その姿は、どことなく武蔵坊弁慶にも似ていた。
「それ、弁慶のコスプレ?」
「違うっつーーーの!」
「ローザを返せ!!」
「エクスデス様はローザに一目惚れなされたんだ。
 彼女の事は、もうあきらめるんだな」

「嫌だと言ったら?」
「こうするまでよーーーーーーっ!!!」
ギルガメッシュは、大きな釘バットを手に取り
それを大きく上へ振りかぶった!!
「ストップ!!!!!」
...セシルは時魔法<ストップ>を発動した。
「ち、畜生!動けねぇぞ!!どういうトリックだ?」
「それじゃあ〜ね〜」
「こんにゃろーーーーーー!!卑怯だぁーーーーーーーー!!」
先を急ぐセシル。ここからは自分の足で行くことにする。
四天王がいると言うことは、敵の教室はもうすぐだ!

コツンコツン...
「足音?また誰か来るっ!」
音は廊下の真っ正面から聞こえてくる。
「敵?!それとも味方?」
コツンコツン...
長い灰色の髪、青い冷たい目...
「あぁ...あれは!」
学園の誰もが奴の事を知っていた。
それほど冷酷な...無情な...ある意味エクスデスより恐れられている男。
「俺はエクスデス四天王のセフィロスだ。
 初めましてセシル君。クックック...」

「ファ、ファイアーー!!!!」
しかし!
「クックック...」
「あぁ、そんな馬鹿な...」
命中したと思えた火柱は、セフィロスの体に吸収されていった。
「お前も噂で知ってるだろ?
 俺は超能力使い、言うなればエスパーだ。そんな子供だまし、俺には通用しない」

「ファイア!ファイア!ストップ!ファイアーーー!!何故?!」
「...お前の片手に見えるのはクリスタルだな?
 効かない、そんな力俺には効かないっ!!」

ゴツーン!
突然セシルは背後から殴られた。
「ギ、ギルガメッシュ?!ストップさせたはずぅ...なのにぃ...」
「悪いな。俺が解除させてもらったよ」
「そんなぁ...バタっ!」




10章 悪知恵ケフカ様

「テ、テレポ..」

ピロディロディロディロ〜♪(ワープする音)

セシルは最後の力を振り絞って逃げ出した。
「消えたぁ!?」
「これに懲りてローザの事はあきらめるだろう」
「そ、そうだな...それよりも急いで3−Gへ戻ろうぜ。
 5時から重役会議があるらしいから」

これから何度も出てくる3−Gの教室。
この部屋について少し説明と描写をしておこう。
窓は黒いカーテンによって光は閉ざされている。昼でも薄暗いから雰囲気バッチシ。
元はちゃんとした教室で、授業も行われていたのだが、
エクスデス達によって廃墟と化してしまった。
その後、生徒達はよそのクラスに移り、
代わりに自然とエクスデスの仲間達が3−Gへと集まっていった。

キーンコーンカーンコーン!
5時。重役会議が始まった。会議の席につらなった人々を紹介しよう。
正面に座っているのはもちろんエクスデス。
向かって右から<力>のギルガメッシュ。
<超能力>のセフィロス。
<知恵>のケフカ。
<権力>のバルバリシア。
やっかいなのは、このバルバリシアだ。
彼女は大財閥風力発電系列会社社長の娘らしい。
学園の電気はすべてここから配給されており、
教師達はバルバリシアwithエクスデス達には逆らえないのだ。まったく情けない。
「これより第27回重役会議を始める。
 ギルガメッシュにセフィロスよ、セシルは追い返したか?」
「はっ!もちろんです」
「そ、それがですねぇ。奴、魔法みたいな力使いやがって」
「魔法?」
「指先から火の玉飛ばしたり、金縛り使ったりワープしたり...」

セフィロスはこうフォローした。
「エクスデス様、それはクリスタルパワーでございます」
「クリスタル?」
「無知でしゅね...」
「ケフカ!!!今なんと言ったぁ!!!」
「ひょーーーーーー」

裏声のかん高い奇声をあげるケフカ。
「エクスデス様、クリスタルとは暁の四生徒が持つ石の事です。
 その石を持てば、不思議な力が使えるそうです」
「...ほしい...」
「は?」
「むしょーにクリスタルがほしーーーーーーーっ!!!」
「また、エクスデス様の我がままが始まったわ...」
「四天王よ、暁から奪い取れっ!」
「石は4つありますが...」
「全部手に入れろーーーーーーーーーー!!!!
 これにて重役会議を終える。おつかれっ!」
「お疲れさまでしたっ!エクスデス様ーーっ」

一足先に家路へと帰るエクスデス。
四天王達はほっと胸をなで下ろし、リラックスをするのであった。
「...さぁ〜、どうやってクリスタルを手に入れようか?」
「僕ちんに考えがあるでしゅ!」
「さすがは<知恵>のケフカだな。もう作戦が浮かんだのか」
「御都合小説というか...」
「あのですねぇ、ごにょごにょ...
 例の塔と、教頭に使った<操りの輪>を...」
「フム」
「ローザしゃんを...」
「なるほど!」

その夜、ギルガメッシュは一人教室に残り
ローザの見張りを続けていた。
「キャッ!!!」
「おっ、お目覚めの御様子だな。
 あんたはエクスデス様にさらわれたんだよ」

彼女は小さな牢屋の中に監禁されていた。
「な、何がどうなってるんですか?」
「ずっと気絶してたからなぁ、びっくりするのも無理はねぇ...
 ほら、腹減っただろ。俺の弁当の残り、食うか?」
「あなた、み、見ていなさいっ!
 きっとセシルが助けに来てくれるんだから!!」
「あいつなら俺達四天王がやっつけたぜ」
「えっ?!」
「だがトドメはささなかった。だから、またきっとここに来るだろうよ...」
「...セシル」


→NEXT DISK!!

戻る

MIDI詳細

7章....「戒厳令」 by.DR(零式)さん
8章....
9章....「オープニング〜爆破ミッション」 by.陣太鼓さん
10章...「一方そのころ」 by.SNBさん (HPへ)